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2005年8月03日
暑中お見舞い申し上げます。
いつも外で何かする時は、サンブロック・ローションをべたべた塗りこむのに、
先日、ふらっとオークランド・アスレティックスの試合を観に行った時、ローションを持ってくるのを
忘れてしまいました。
結果、両腕、ひじより上3分の1が見事にぶざまな醜い日焼け・・。あああああ。
今週は、新聞連載「好きが高じてワイン造り」
8回目の紹介です。
過去の記事コピーは、こちら。Vol.1,
Vol.2 , Vol.3,
Vol.4. Vol.5,
Vol.6,
Vol.7
五月になっても雨がかなり降った今年は、ぶどうの成長もゆっくりなようで、
7月下旬になってようやく「veraison」(ぶどうの色が変わる現象)が始まりました。
昨年は、例年よりも二週間ほど早いペースで
ぶどうが成長していき、収穫時期も早かった
ことを思い返しますと、気候に大きく左右
される生物・植物のはかなさ・生命力が
いとおしく、また、毎年変わる気候パターンに
対応しつつ栽培に従事する方々の、
情熱・勤勉さに、深い尊敬の念を抱きます。
さて、私のシャルドネですが、クラッシュパッド
での設備も整い、八月第二週にボトリングを
予定しています。瓶に貼るラベルも、
この文章が掲載される日あたりに
刷り上ってきます。
ラベルは、前回書きましたように、私の母が書いた絵をスキャンしました。
クラッシュパッドのクリエイティブ・ディレクター、ジェニーが、母の絵を大変気に入ってくれ、
横にいれる文字をもう少し楽しいフォントにしたいと思った私が提示したサンプルも、
「お母様の絵が持つ雰囲気と合わないのでは?」と優しく却下してくれたほど。
少々決断に時間がかかったのが、ワイン名です。
自分の名前をそのまま使うのがてっとり早いのですが、どうも気恥ずかしく、
あまりに当たり前すぎてつまらないように思いました。
マイワインを造るにあたって目指したのは、フード・フレンドリーなワインであること、
そして、友達との会話を盛り上げるフレンドリーなワインであること、でした。
つまり、「フレンド」「友だち」がキーワードになっていたのです。
都合の良いことに、私のファーストネームは、フランス語の「マイ・フレンド」という
意味の言葉と音が似ています。
これにしよう、と即、決定。
販売を目的としていませんから、同名のものがあっても、どうぞ、お怒りになりませんよう。
私の技術では、PDFのラベルを、このページにコピーすることができないので、
ラベル・デザインをここにお見せできないのが残念です。
次回には、ワインそのものができあがっているはずですので、それまで、ごめんなさい。
で、記念すべき初のマイ・ワインは、「mon amie」(モナミ〜マナミと聞こえる)という
名前になったのでした。
ボトルの反対側の裏ラベルには、私からのメッセージとして以下の文章をつけました。
I am so happy
to present my very first wine to you.
At the sunshine-flooded outdoor gathering,
or the intimate supper near the fireplace,
this chardonnay will be your ultimate "friend".
I intended to create my wine especially suitable to
the Asian cuisine. Enjoy !
Manami Kobayashi