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2004年5月26日
以前、当サイト「フード&スポット」でご紹介した、 画像をクリックして、ご覧下さい。
ウオルット・クリークのレストラン「プリマ」で、5月
18日、「ピノ・ノワール・サミット」が催されました。
去年のこの催しは、完全に告知を見落として大変
悔しい思いをしましたので、今年は新聞及び
ウエブサイトで開催が発表されるやいなや、即、予約。
当日は見事な満員御礼状態で、ウエイト・リストがあまりに
長くなったので、1ヶ月後にも追加で開催が決まったほど。
ワイン・ディレクターのジョンさんの最初の挨拶も、
「ようこそ、プリマへ。予約が取れたラッキーな皆さん!」でした。
このプリマの催しは、出されるワインの造り手orオー
ナーが集い、参加者と直接話をして回るというのが
売りです。当日、席につくまで、どこのワイナリーが
来るかは知らされません。
この日の「ピノ・ノワール・サミット」に集まったワイナ
リー、ワインは以下でした。
ワイナリー名 | 参加者 | ワイン |
Holdredge Vineyards | John Holdredge | 2002 Holdredge Pinot Noir Russian River |
Lucia Vineyards | Gary Pisoni | 2002 Lucia Pinot Noir Santa Lucia Highlands |
Melville Vineyards | Chad Melville | 2002 Melville Pinot NOir Santa Barbara County |
Penner-Ash Cellars | Lynn Penner-Ash | 2001 Penner-Ash Pinot Noir Willamette Valley |
Rozak Vintners | Randy & Sara Rozak | 2001 Rozak Pinot Noir Rozak Ranch, Santa Rita Hills |
Skewis Wines | Maggie & Hank Skewis | 2000 Skewis Pinot Noir Montgomery Vineyard Russian River valley |
Testarossa Vineyards | Rob Jensen | 2002 Testarossa Pinot Noir Bien Nacido Santa Barbara County |
素晴らしいメンバー、ワインの勢ぞろいです。
テーブルには、各ワイナリーからの説明文書が置かれ
ていて、それを読みながら、テイストしながら、
上記の方々とお話しすることができます。
サンタ・ルチア・ハイランズのピノ・ノワールKING、ゲアリー・ピゾーニ氏は、ワインメーカーの
息子さんジェフが来られないから代わりに来たんだ、とのことでしたが、ファンキーなアロハ・
シャツを着て、混雑したレストラン内でも探すのに全く苦労しないほどの存在感。
来られていたワイナリーの方々の中でも、一番たくさんワインを召し上がっていたと思われ
ますが、各テーブルをこまめに回って、気さくに参加者と話をされていました。
ロザックのランディさんは、ゲアリー・ピゾーニ氏同様、
優良フルーツの育て手として有名で、ここ数年
注目の的になっているサンタ・リタ・ヒルズに畑を
お持ちです。今回出された2001年ヴィンテージ
以前は、彼らの葡萄は全て、「Babcock」や
「Brewer-Clifton」に売られていましたので、その
存在をご存知の方もおられることと思います。
大変愛想の良い人で、「写真?よっしゃ、よっしゃ」と気軽にポーズ。
愛想が良いといえば、テスタロッサのオーナー、
ロブ・ジェンセン氏も負けてません。
このサイトでもご紹介しましたし、ワインクラブにも
入っているので、彼の紹介時に
「Yeah! Mr.Jensen!」と、うしろの方からカメラを構え
て声をかけましたら、「おお!僕はああいうノリが
好きなんだ〜!」と茶目っ気たっぷりに応えられ
ました。
あとで、ガラス越しに目が合った時も、ウインクして
手をひらひら振るという気さくさ。
スキューイスのご夫妻とは、以前の仕事でお世話に
なっていたので、嬉しい再会でした。
最初にお会いした2年前は、ハンクがまだ、他の
ワイナリーでのワインメーカーも兼業していましたが
今はもう、彼らのワイン造りだけに絞って、自分達の
ワイナリーも作ったそうです。近いうちに、お邪魔したいと思います。
目の前のワインを味わうのと、ワイナリーの方々とお話するのに神経が注がれてました
ので、出されたディッシュの写真を撮ることを、す〜〜っかり忘れてしまいました。
アンティパスト:3種のクロスティーニ。
スモーク・トラウト、さや豆とオニオン、ビーツとトリュフ
プリモ・ピアット:ポルチーニ・マッシュルームとグラナ・パダーノのリゾット
セコンド・ピアット:ニーマン・ランチのラム・ショルダー
ドルチェ: イチゴのタルト、アーモンド・クリーム添え
ビーツとトリュフのクロスティーニが素晴らしかった
こと、リゾットがこれまたお代わりしたいほど美味
だったことが印象的でした。
テイスティング・イベントなので、最初に配られた量
しか飲めないのが当然なのですが、
美味しいものは美味しいので、自然と飲み干す
ピッチも早くなります。
「この7番目のワイン、もうちょっとだけ欲しいのだ
けど・・」と、笑顔いっぱいで言ってみたのですが、
「(笑って)ダメですよ」、チョン。
早くから予約して出かけただけのことはありました。とても素敵なイベントでした。