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2005年03月02日
3月です!まだ雨がちょっと来そうですが、晴れるとポカポカ陽気。
桜があちこちで咲き乱れていますが、私の近所の桜は既に散ってしまいました。
今回は、先週末行われたTestarossa Vineyards
での「スプリング・リリース・パーティ」について書き
ます。時同じくして、ナパ・ヴァレーでは「プレミアム・
ナパ・オークション」が開かれていて、一流どころの
ワイナリーが集いバレル・テイスティングをしていま
した。
オークションで何千・何万ドル使えるわけもなく、
そっちより、勝手知ったるワイナリーへと、
身の程を知っている行動(笑)。
富裕層が集まるシリコン・バレー地区の街、ロスガトス。その丘の上に、テスタロッサは
あります。以前、「ワイナリー紹介」で取り上げておりますので、そちらもご覧下さい。
当日、2月27日はアカデミー賞授賞式の日でした
ので、それを見逃さないためにも、
パーティー開始と同時に入り、早いうちに家に帰って
こようと、同行の友人と決めていました。
テスタロッサが施設を構える敷地は、その昔
「Novitiate修道院」があった場所で、当時は
修道院の建物を囲むように、周囲一体の丘陵地が
ぶどう畑で、ミサ用のぶどう酒が造られておりました。
その頃の貴重な写真やワイン・ボトルも展示されて
いて、とても興味深い。
今回のパーティーでは、その歴史に敬意を表する
べく、「Novitiate」ラベルのワインが初お目見え。
2003年のシャルドネ、2004年のピノ・ノワール・
ロゼが、そのノヴィティアーテ・ラベルで紹介されて
おりました。
あいにくの曇天、午後から雨も予想されていました
ので、セッティングはすべて室内にされていましたが、
充分な広さがありますので、バンドも入って音楽を
奏で、ロスガトスのレストラン数軒がブースを出し、
ケータリングで食べ物を提供。
パーティ開始午前11時と同時に、私達はテイス
ティングを開始しましたので、まだ人がわんさか来る
前で、ワインを注いでくれるスタッフの人達とも、
充分なコミュニケーションが取れました。
オーナーのロブ・ジェンセン氏ともお話しができま
したが、びっくりしたのは、随分とすっきりスリムに
なられたこと。秋頃に、テレビのニュース番組に、
チラっと彼が出られたのを拝見しましたが、
その時よりも痩せて見えました。
「体重を落とされました?」と聞いたら、「そう言って
もらえて嬉しいです。自転車をね、ちょっと一生懸命やってるんですよ。」とのこと。
運動以外に、きっと食べ物にも注意しておられるのだとは思いますが、クリスマスから
なんと15パウンド(約7キロ)も減ったそうで、なかなかスラっとして素敵になられています。
(もともと素敵ですけど)
当日のラインアップは以下でした。
茶色が現在リリースされているもの、青字が「これから(5月以降)」リリースされるものです。
(表記中、「V」は、Vineyardの略です。)
ということで、Bien Nacidoのシャルドネとピノ・ノワールを、私達は恐らく3回くらい
お代わりして飲んだと記憶しています。
主だったワインを、一挙に一度にテイスティングできるリリース・パーティは、
自分の好みやら、その品種の体系やらを、大きく捉えることが可能なので、
大変有意義な時間を過ごすことができます。
楽しうございました。