JCC
WINE CLUB JCCワイン同好会
ワインは、美味しい食べ物と、楽しい会話で、そのおいしさが何倍にも膨らみます。
素敵なワインに出会うと、それを愛好家仲間に伝えたくなりますし、そういう集まりで新たなワインと
出会うことができます。
今回は、ここベイエリアでワイン愛好家の輪を広げ、日本・日本人とワインの関係をより深めていこう
という役割を担う「JCCワイン同好会」をご紹介いたします。
「JCC」は、「Japanese
Chamber of Commerce
Northern California」(北加日本商工会議所)
の略式頭文字。1951年に設立されたNPOで、「日本とアメリカ両国間のビジネスをプロモートし、
会員間での相互理解と友好関係を育成・促進する」ことを目的としています。
このJCCNCの中で、ワイン愛好家が立ち上がってできたのが、この「JCCワイン同好会」で、1998年に発足。
カリフォルニアと日本をキーワードに、互いの知識を深めあい、そしてワインを楽しみましょう!という主旨の集まりです。
現在は、以下の方々が種々活動のコーディネートをされています。
Mike Moyle - Squire,
Sanders & Dempsey [Chair]
Kiyonori Ogawa - All Nippon Airways (ANA)
Hitomi Takahashi - Class One Travel
Eric Marcks - Squire, Sanders & Dempsey
「クラス・ワン・トラベル」の社長、高橋ひとみさんにお誘いを受け、6月2日に開かれた、
JCCワイン同好会の集まりに参加してきました。
場所は、JCCワイン・クラブのチェアマンをしておられる、マイクさんの会社。
エンバカデロ横の「マリタイム・プラザ」という、それはそれは立派なビルディングの2フロアーにまたがる、
素晴らしいオフィスです。
そのオフィス内の会議室を開放して頂き、約20名ほどの方々が集まりました。
その日の集いは、各自(或いはカップル単位)ワインを1本持ち寄る、というもので、
以下のワインが揃いました。(アルファベット順)
Black Mountain -
カベルネ・ソーヴィニョン
- 2002
Bohan-Dillon - ピノ・ノワール
- 2003
Chappellet - シェニン・ブラン
- 2002
Chappellet - メルロー
- 2000
Domaine Etxegaraya/Irouleguy - Tannat/Cab - 2002
Duckhorn - ソーヴィニョン・ブラン
- 2003
Far Niente - シャルドネ
- 2002
Green & Red - ソブランテ
- 2001
Joseph Phelps - シラー
- 2001
Merryvale - カベルネ・ソーヴィニョン
- 2001
Murphy Ranch - シャルドネ
- 2003
Peju - Provence(ブレンド)
- 2003
Provenance - メルロー
- 2002
Renaissance - Sierra Foothills Red
ブレンド- 1999
Salentein - シラー
- 2002
Silkwood - プティ・シラー -
2002
Vigil - ジンファンデル
- 1998
約20名も集まると当然、ワインの種類もそのくらいの数になるわけで、いろいろ試してみたい者に
とっては、とても嬉しいひとときでした。
この中で、私・小林が持参したのは、上から2番目、「Bohan-Dillon
-
ピノ・ノワール
- 2003」
でした。その日、朝からシティで仕事があったため、家からワインを持って出ることができず、
集まりの前に、フェリー・プラザ内「ワイン・マーチャント」に駆け込んで購入しました。
この「Bohan-Dillon」というのは、ヴィンヤード&ワイナリーが位置する通りの名前で、
葡萄は、Hirsch Vineyardのものです。そうです、あの「ハーシュ」です。
「フード&スポット」の「プリマ・ピノ・ノワール・サミット」で、ハーシュ氏が造り始めているご自分のワインを
ご紹介しましたが、この「Bohan-Dillon」は、それのセカンドです。
セカンドだから料金もぐんと安く、25ドル。ラベルも、気楽に飲んでねというメッセージが
充分に表されているカジュアルなもの。
自分持参のワインの話しはこれくらいにして。
集まりには、伊藤ハムの方がサラミとウインナーを提供してくださり、「ああ日本のウインナー!」という
味わいに舌鼓を打ちつつ、ちょこっとずつ全部のワインをテイストしました。
出席された方々も、みなさんワインが大好きでよく飲まれる方々ばかり。
このワインはおいしいね、あのワイナリーには行ったことがある?と、和やかに会話が進みます。
今回は女性の参加が多かったようで、彼女らの何人かと名刺交換をし、知り合いになれたことも、
私にとっては、ワインと同じくらいの収穫(?)でした。
チェアマンのマイクさんのご尽力で、JCCワイン・クラブはブログも公開しています。
是非、一度ご覧下さい。
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