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2008年03月05日

3月に入り、毎日素晴らしいお天気が続いております。
ワインカントリーを車で流すと、マスタードの花があちこちで咲き乱れ、その鮮やかな黄色と、空の青さと、そして地面を埋める
新鮮な緑が、見事なカラー・コーディネーションを出しています。実に気持ちよい風景です。

今週の「あれこれ」は、2月末に、ウオルナッツ・クリークの「Prima」リストランテで行われた「第三回Women Winemakers Dinner」について書きます。この催しについては、第二回分も、「あれこれ」で紹介しております。

午後6時半からレセプションが始まり、7時過ぎに着席となる手順はいつもの通り。
この種のイベントでは、いつもレストラン全部を使って行われるのですが、今回は、普通にお食事しに来られる
顧客分のスペースを残し、店の中央に位置するメイン・ダイニング・エリアのみを使って行われました。

こうすることによって、ゲストとして来られたワインメーカーさん達がテーブルを回る時、その動きの範囲が
半分になり、その分、顧客との会話もゆっくりと行うことができます。・・・ということだったのでしょうが、
いつもの4人用テーブルが全て片付けられ、長い大テーブルがボンボン!と設置されていて、こうなると、
かえってお話がしにくくなったように感じました。

まあ、そういうことは良いとして、お食事とワインのメニューはこうでした。

アンティパスト: ダック・コンフィとウンブリア産レンズ豆のサラダ。オレンジ−バルサミコのドレッシング。

プリモ・ピアット: ホームメイドのAgnolottiパスタ。リコッタ、サラミ、ブラウン・シュガー、セージ、ミートソース詰め。

セコンド・ピアット:ハーブで香り付けされてローストされたラム・サーロイン。
           かぶ、ニンジン、ブレイズドされたグリーンを添えて。

ドルチェ:  チョコレート&アーモンド・クッキー・ケーキ

今回は、パスタ・ディッシュが飛びぬけて印象的でした。どんなサラミと、どんなミート・ソースを詰められたのか
わかりませんが、とても深い味わいで、パスタの食感・ゆで加減も好みのもので、一口、一口、噛みしめつつ
楽しみました。

テーブルには、各自の前にグラスがズラっと置かれ、赤ワインが最初から注がれていました。
白のみ、全員が着席してから、各グラスに注がれました。

出されたワインと、来られていた女性ワインメーカーさんは以下。

 


Hollywood & Vine
2006 Chardonnay,
Napa Valley

2004 Cabernet Sauvignon
Napa Valley


 

Celia Welch Masyczek

 
シリアさんは、Cornerstone、Scarecrow, D.R.Stephens, Husic等の小規模&ウルトラ・プレミアム・ワイナリーで、コンサルティングをされている、既に業界ではとても有名な方。
ハリウッド・&ヴァインのワインが、レアードのカスタム・クラッシュで造られているので、そこで何度かお見かけしたことはありました。

着席してから注いだにしては、どうもぬるい温度だったシャルドネ。室温を好む方もおられるだろうが、個人的には、もうほんの少し冷えていて欲しかったです。熟れまくった洋ナシの味。

カベルネは、口にするたびに色んな顔が出てきて、「一体あなたは誰なの、どのアイデンティティを訴えたいの?」と、飲み手を翻弄させるものでした。良くも悪くも、とても個性的。

カップルでの参加がほとんどの中、アジア人女性二人組というのが珍しく見えたのか、ハリヴッド&ヴァインのオーナー、Doug Barr氏が、レセプション時に私達に声をかけてくださり、ひとしきりおしゃべりしておりました。食事が終わる頃にも、私たちの所に来られて、またおしゃべり。その昔、彼は有名なハリウッドのプロデューサーだったのですが(初期は俳優)(だから、ワイン名もそれっぽい)、さすがなかなかのハンサム・ガイで、ナパ暮らしのレイド・バックな感じが良い感じに合わさって、「素敵なおじさま」でした。
 

Esca
2004 Syrah
Napa Valley

Anna Monticelli
花札のようなラベルを目にしたことがありながら、頂いたことがなかったので嬉しかったです。アンナさんとは、彼女がブライアント・ファミリーでアシスタント・ワインメーカーをされていた時、施設内を案内していただいたことがあります。現在は、Pina Cellarsでワインメーカーをされていて、このEscaは、彼女とご主人とのブランドです。

マウント・ヴィーダーとオークヴィルのフルーツから造られているシラーは、ダーク・チョコレートの香りと味わいが豊富で、とても飲みやすいワインでした。
お値段が22ドルと、求めやすい範囲なのもナイス。
 

Pride Mountain
2005 Merlot
Napa Valley/Sonoma County

Sally Johnson
Bob Foley
氏がコンサルティングしているワイナリーとして、プライドは既に大変有名ですが、現在、プライドのチーフ・ワインメーカーは、彼女です。スラっと背が高く、髪も長く、モデルさんのような女性です。
プライドのヴィオニエが好きなのという話から、彼女がセント・フランシス・ワイナリー勤務時代に手がけたヴィオニエの話になり・・。横に座っていただいて、もっとゆっくりお話したいなあと思いました。

その日出されたメルローは、カバルネ、シラー、カベルネ・フランに囲まれて、メルローの良さが出た感じ。シルキーで、滑らかで、柔らかで、ホっと安心するワインでした。
 

Arns
2004 Cabernet Sauvignon
Napa Valley
Sandy Belcher

Arnsは、サンディさんのご主人のラストネームです。彼らのカベルネを最後に飲んだのは、一体いつ頃だったけ・・と記憶も定かではありません。
今回出されたのは、エステート・フルーツではない方のカベルネ。プリチャード・ヒルのフルーツです。

これ単体で頂くと、また全然違う印象を持ったとは思うのですが、複数ワインの中に入ると、ごくごく平凡な、「きれいなカベルネ」に落ち着いてしまいました。
 

Meander
2005 Cabernet Sauvignon
Napa Valley

2004 Cabernet Sauvignon
Napa Valley

Amy Aiken


今回、当イベントに出向いた理由のひとつが、ここのワインした。ジョセフ・フェルプス、Viader、ドメイン・カーネロスで、ワインメーカーをされてきた彼女が立ち上げたブランドです。(ご主人は、ボーリューのワインメーカー)生産量が500ケースと、かなり少ないため、私としても、やっと出会えました、との感あり。

05のあと、希望者に04がサーヴされました。確かに、04の方が、1年エキストラ長く置かれていた分、落ち着いた感じではありましたが、05のフレッシュさも捨てがたい。ミネラルな感じが強く、ブラックベリーの香りがほとんどなかったため、これを「タイト」なワインと呼んで良いのかどうか、私にはわかりませんでした。
このワイン単体で、じっくり飲んでみたいものです。
 

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