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Guenoc & Langtry Estate www.guenoc.com www.langtryestate.com |
ゲノックと言えば、女性の横顔が真ん中にあるラベルを思い浮かべるの ですが、時代は変化 し続けており、今は「Guenoc」名だけが目立つ シンプルなものになっています。更に、この「ゲノック」という名称も、 政府公認ぶどう栽培地域(AVA)の「Guenoc Valley」と混乱を招く という理由で、近々「Langtry」に全面変更されることになっています。 既に、スーヴェニョン・ブランの収穫が終わったのですが、この収穫時期の 真っ最中に、今まで関わってきたワインメーキングVP,アシスタント・ワイン メーカー、そしてワイナリーの社長が用なしとされ、ごたついております。 まあ、そういうことは裏のお話でやっておいていただくとして、ワイナリー そのものは、クリア・レイクの南、ナパ・カウンティ境界線の近く、まわりに な〜〜〜んにもない所にで〜んと存在しています。 細長い建物と平行してしつらえられた藤棚とベンチが美しく、藤の満開時には、 さぞや美しかろうと思わされます。 上記のようなゴタゴタにも関わらず、テイスティング・ルームのスタッフはフレンドリーかつ ワインに関する知識も豊富、レイク・カウンティ全般についてもよくご存じの、ナイスな男性でした。 |
Shannon Ridge www.shannonridge.com |
レイク・カウンティの「今」を語るにあたり、当ワイナリーのオーナー Clay Shannon氏の名前を避けて通ることはできないかと思います。 1980年代から、レイク・カウンティの将来性に目をつけ、所有の土地を ジワジワと広げてきた彼は、つい最近、満場一致で「レイク・カウンティ・ ワイングレープ・コミッション」のチェアマンに選出されました。 シャノン・リッジ・ワイナリーそのものは、2001年に立ち上げられ、 初リリースが2004年。 まだまだこれから、のワイナリーです。 クリア・レイクの右岸を走ると、丘の上の方に広がるヴィンヤードが見えますが、 それらの一部が彼らの所有畑で、その急斜面と土の様子が一見してユニーク。 白ワイン品種の収穫期に入っていたので遠慮したのですが、次回は是非、 ヴィンヤード・ツアーを申し込みたいものです。 ラベルもシンプル、かつ今風。しかもまだ安い。ここは要・注目だと感じました。 |
Ceàgo Del Lago www.ceago.com
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「Ceàgo」とは、「grass seed valley」という意味のポモ・インディアンの 言葉から来ているそうです。日本でもお馴染み「Fetzer」(フェッツァー) ワイナリーを1992年に売却したあと、ジム・フェッツアー氏が興したのが、 この「シアーゴ」です。 シアーゴが所有するヴィンヤードは、「Demeter」公認のオーガニック& バイオダイナミック(日本ではビオデナミですか)。 2001年、クリアレイクの北東岸に270エーカーの土地をフェッツアー氏が購入、 この地にそれはそれはゴージャスなエステートを造り上げました。 湖に向かって広がるガーデン、広々としたパティオ、ゆったりしたテイスティング・ ルーム、どれを取ってもレイク・カウンティ内で最も「訪問すべき」ワイナリーとなる 資格充分。 近い将来、この建物の一部が宿泊施設としても公開される予定だとかで、 レイク・カウンティのワイナリーにもっと人を呼ぶために、ここが果たす責任は重大。 9月中旬だというのに、訪れた日はかなり気温が上がり、暑くて燃え上がりそう だったので、すぐにテイスティング・ルームに移動しましたが、気温がマイルドなら、 パティオに座って、のんびりゆったりワイン・テイスティングをしていたかったです。 |
Tulip
Hill Winery www.tuliphillwinery.com |
もと、ミネラル・ウオーターのボトリング工場だった建物をワイナリーに仕立てた お花が咲き乱れる敷地。 当ワイナリーが所有するヴィンヤードは、ナパ・ヴァレーの北東「Pope Valley」 とセントラル・ヴァレーの「Mt.Oso」にあり、レイク・カウンティ産のワインは すべて他ヴィンヤードから購入しています。 家族経営=小規模の現状をそのまま表すテイスティング・ルームは、 小さいながらも大変コージー。 ここでのサプライズは、生産量たったの98ケースというカベルネ・ソーヴィニョン ポートでした。いちじくと、ナッツの風味たっぷり、デザート・ワインも大好きな 私には買わずにいられない1本。 |
ナパ・ヴァレーから、ほんの40分ほど離れているだけなのに、ワイナリー巡りのデスティネーションとして、レイク・カウンティは まだ発展途上です。つまり、このあたりの「best kept secret」と言うことができます。 ワイン・テイスティングは、どこも無料ではありませんが、数種類で5ドル〜10ドル、シェア可能ですから、許容範囲でしょう。 いろいろテイスティングしましたが、私個人的には、プティ・シラーやグルナッシュといった、マイナーな品種がイケると感じました。 実際に買ったのは以下です。 Shannon Ridge,
ヴィオニエ、ノースコースト05 $18 |