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                      20051221

                       今日、12月21日は「冬至」。こちらでは、カレンダーに「winter begins」と書かれています。
                       北半球において、太陽の高さが1年で最も低くなるこの日が、冬の始まりというわけですが、
                       この日を境に日中時間が長くなっていくことを思うと、私にとっては「春への第一歩」です。

                       さて今回は、2005年最後の「あれこれ」となりますので、なんちゃってブログ
                       「こんなもの食べてます、飲んでます」12月分をお届けします。
                       (画像は、それぞれクリックしてご覧下さい)

                       年末年始の休憩として、来週(12月28日)と年明け(1月4日)の更新を、勝手ながらお休みさせて頂きます。    

 2005年12月某日

先週の「あれこれ」〜2005年印象に残ったものベスト10〜で書いた、「女性だけのワインの夕べ」。
集まったのは全部で9名で、各自ワイン1本、食べ物1品を持ち寄ることになっていた。
私は、「モ・ナミ」シャルドネを持参し、それに合うよう、エビとフェンネルのスパイシー・ソテーを。
こういう食べ物持ち寄り(ポトラック)をやると、アジア人の場合、しっかりいろいろな種類のディッシュが
勢揃いする。
それにしても、9名分、ぴし〜っとテテーブル・セッティングされていて感動。
我が家には4セット以上揃った食器・マット・グラスがないし、9名がきちっと着席できるようなサイズの
ダイニング・テーブルもないので、こういうセッティングを拝見すると、心から尊敬してしまう。       
 2005年12月某日

毎週日曜日は食料買出しの日で、朝からオークランドのチャイナタウン、コリアン・スーパーマーケット、
ジャックロンドンのファーマーズ・マーケット、アラメダ(地元)のトレーダー・ジョーズ、セーフウエイ、
というのが大体のルート。
ファーマーズ・マーケットに最近、スモークド商品を売るブースが登場。
スモークド・サーモン・ケーキがあったので、買ってみた。
直径5センチほどのものだが、これをくずして、タルタルソースを作って混ぜる。小さめのトマトを添えて。
 かなり、イケた。                   
 2005年12月某日

月に一度、「三ママ・ディナー」と称して夜遊びするのだが、今月は都合により「二ママ」のみ。
ワイン・イベントの時にしか寄らなかった、ウオルナッツ・クリークの「プリマ・リストランテ」で
久しぶりにちゃんとしたディナーを。
平日の夜だというのに、この郊外レストランは満員御礼。決して安くない店なのに、さすが
裕福な住民が多い地域なだけあるな、と。ワイン・ショップ併設のため、そっちでワインを買って持ち込み。
グラスで白とシャンペンから始まり、カベルネ1本飲み干し、最後はデザート・ワインを
ソムリエさんにあれこれ薦めてもらう。これでもない、あれでもない、と、結局5種類くらい飲み倒し、
一番気に入ったのが写真の「
Kracher」レート・ハーヴェスト・シャルドネ。オーストリアのワイン。またしても飲みすぎ。
 2005年12月某日

ファーマーズ・マーケットのきのこベンダーさんに毎週「松茸はまだか」と聞くも、「今年はまだ」と
視線を合わせずに答えられる。まだ、じゃなくて収穫しにいってないのだろう。
と、そのうち12月に入って、コリアン・スーパーマーケットにオレゴン州産の松茸が出始めた。
ちょっと迷ったが折角だから、と購入。(9ドル)
油揚げ、鶏もも肉を一緒に買って、松茸ごはんを作った。2本全部、短冊に切って松茸ごはんに
投入。充分に美味しい。
この松茸ごはんの2膳目に、お味噌汁をぶっかけて食べ始めた主人。それを見た長男が、
「ガ〜〜ッ。松茸の香りが台無しになるじゃないか。」と、あきれ顔。
立場逆だろう、これは普通。                   
 
 2005年12月某日


     寒くなってくると、スープを作りたくなってくる。 この日は、カリフラワーのスープ。
    
Leek(日本では「リーキ」、「ポロネギ」)のスライスと カリフラワーを小さく切り分けたものを
    バターで炒めて、 グラウンド・コリアンダーを混ぜて、チキン・ブロス、 ミルク、塩・こしょうを加えて
    20分ほどぐつぐつ。 ハンドミキサーでガ〜っとやって終わり。
     私は、これにカイエン・ペッパーを加え、アーモンドの スライスをちょっとトーストしたものを散らす。
     ワインは、
Van Der Heydenヴィンヤードの シャルドネ2002。
    ご覧頂きたい、この色!こんな色しているのに、味わいはすっきりめ。 ただ独特の香りが
    次第に強くなるのには、少々閉口気味。不思議なシャルドネ。22ドル。         
 

 2005年12月某日

     日曜日の食料買出しの朝は、いつも、オークランド・ チャイナタウンにあるベトナム・レストランの
    
phoフォーを食べることで始まる。同じ店に通い続ける こと、かれこれもう14年くらいになる。
     お店の人も、うちの息子どもの成長を見続けてきて いるわけだ。
     食べるのはいつも同じ。 ずっとシーフードを注文していて、数年前からビーフに 変更。
    それから今までずっとビーフ。
     最近になって、またシーフードを注文し始めている。
    ハロピニョをたっぷり入れて、辛くして食べるのが好き。     
 2005年12月某日


     きのこ類が好きで、いろいろなきのこをどっさり、 バターで炒めて、しょうゆ垂らして食べることが
     できたら、それだけでも満足。 でも現実は厳しく、 きのこ類はお値段も高い。
    まいたけやら、シャンテ レールやら、ポルチーニなんて、簡単に手が出ない。
     店先で香りだけ楽しんで、元に戻す。
     しめじは比較的リーズナブルに買えるので、 2パック分と、干しオイスター・マッシュルームを
     戻したものと、しいたけ、えのき茸を炒めて、クリーム ソース仕立てにし、アーティチョーク入り
    ラビオリを 加えた。
    ワインは、
Chappelletのシャルドネ、ナパ・ヴァレー2004。28ドル。とてもナイス。

 2005年12月某日

漁師さんと買受側の値段交渉に時間がかかり、今年の蟹解禁日は、例年より10日ほど遅れ。
いつでも買えるという思いがあるから、解禁日を今か今かと待つような習慣はない。
でもやっぱり、冬は蟹。 チャイナタウンで、パウンド2ドル99セントで売られていたのを、
家族一人1匹、計4匹購入。 ダンジネス・クラブという蟹。  4匹で20ドルくらい。
活きたものを買ってくるので、夕方まで台所から「ゴソゴソ、ガサガサ」という音が聞こえてくる。
熱湯でそのまま蒸すこと約20分。
あつあつの甲羅を剥ぎ、ミソの部分をこそげ取って、炊き立てのご飯の上に乗せ、
旭ぽん酢をさらっとかけて、がっがっがと頬張る。  うんま〜〜〜〜くて言葉が出ない。

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