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2007年12月19日

先週は、良いお天気が続いていたのですが、今週は雨期らしく雨が降ったり止んだり。昨日(火曜日)は、午前中に集中して雨が降りました。
今週残りは、明日木曜日にシャワーがある以外は、週末までドライになる様子。

今年もあと残りわずかとなりました。クリスマス・ホリデー及び年末年始のお休みを頂戴しますので、
今週は、「なんちゃってブログ、こんのもの食べてます飲んでます」12月分をお届けいたします。
 

 2007年 12月某日

毎週買出し時に立ち寄る「プサン・マーケット」で、時々ウニが出ている。このひと舟(というのか?)で、4ドル99セントという
安さ。いかんせん、ウニは高級品というイメージがあるので、こんなに安いのには何かウラがあるのではないかと疑心暗鬼に
なってしまいそうだが、こればっかり毎日食べるわけでないので、あっさり買う。安いので2パッケージ買って、パスタのウニ・
ソースにしてしまう。
生クリームで伸ばすわけだが、唐辛子でピリ辛にしても良いし、柚子胡椒を混ぜて、シソも刻んでふりかけたら、
洋食屋さんの和風パスタっぽくなって好きだ。
どういうわけか、このウニが出ている時は同時に、イクラも安く出ていることが多く、そういう時は両方買って、
ごはんに海苔を刻んだのをかけて、その上にウニをどさっと乗せて、イクラもトッピングして、ウニ丼にする。がつがつ食べるのだ。
 
 2007年 12月某日

カスタム・クラッシュの「Napa Wine Co」のメーリング・リストに名前を乗せて、もうかなりの年数になるが、自動的に2本
ずつ年に4回ほど送られてくる。「送るよ〜」という通知なしに突然やってくるので、びっくりする。
毎回、興味深いワインが選択されて送られてくるので楽しみではある。
値段別に3クラスあり、私は真ん中の値段のリストに登録している。すると、大体1本40〜50ドル程度のものが送られてくる。
秋のセットは、2本のうち1本が70ドルほどするもの、もう1本が18ドルと、格差コンビだった。
18ドルのカベルネ・ソーヴィニョンというものに興味津々となり、早速その日のうちに開けてみた。
「20ドル以下のカリフォルニア・ワイン」で紹介できると良いなと願いつつ飲んだのだが、可もなく不可もなく。
特に印象に残らず。
その日のディナーは、根菜のローストと、バター・ライス(ピラフ)。組み合わせとしては悪くなかった。
 
 2007年 12月某日

バークレーのファーマーズ・マーケットに、ちょっと形状の変わった野菜を売っているベンダーがあるということは、
当コラムの8・9・10月分でも書いたが、今週も同じところから、そのワイルド・ルッコラを購入。
大抵のサラダ用グリーンは、1ポンド当たり4ドルが平均相場なのだが、このワイルド・ルッコラはその倍以上、
ポンド10ドルもするのである。でも、本当に、その苦味がシャキっとしていて美味しいのだ。
今回は、スモーク・サーモンと、ゴート・チーズでサラダにしてみた。ドレッシングは、ごくごくシンプルに、
エキストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイル、バルサミコ酢、そしてほんのちょっぴりのハチミツ。
メインに何を作ったのか、まったく記憶になく、従って、どのワインを開けたかも不明。

 
 2007年 12月某日

私が住む街アラメダは、サンフランシスコの対岸にあり、サンフランシスコまで20分もあれば行けてしまうほどの近さに
ありながら、霧も滅多に出ず、湾沿いには延々とトレイルが整備されているという、なかなかの環境にある。
唯一の難点は、どこか食べに出かけたいという気分になった時、「ここ!」と思える店がないということ。
アジア系住民も少なくないので、中華ならXX、寿司ならXXというのはなきにしもあらずなのだが、ワインと一緒に楽しめる
ディッシュを出す店というのが、ほとんどない。
1〜2軒しか思い浮かばないというのは、街のサイズを考えると少なすぎる。
街の雰囲気からしても、ちょっとしたワイン・バーがあっても良さそうなものなのになあ・・・と、残念に思うのであった。
で、ワイン・バーでなく、カクテル、ビールを仲間と楽しめるところとして、昔から人気なのが「Forbidden Island」という
バーだ。
メイン・ストリートではなく、ごく普通の住宅地の中にポツンとあるので、名前は聞いていても一体それがどこにあるのか知らずにいる住民も
結構いるようだ。なかなかユニークなカクテルを出す店で、夕食をどこかで食べたあとの2軒目に立ち寄るにはナイスな店。
が、他に何の店もない住宅地にポンとあるバーだけに、ここに来た人全員、確実に飲酒運転だろう。
ちょっと離れたところに車を置いて、店を出たあとはブラブラ歩いて帰る「フリ」をした方が無難だなあ・・と、余計な心配をする。
 
 2007年 12月某日

ランチ・アポイントがあり、マリン郡サン・アンセルモにある「Insalata」。サン・アンセルモは、アンティーク・ショップが
数多く点在することで有名な街だが、フリーウエイを下りてから結構な距離を西に入っていかなければいけないため、
滅多に訪れないところである。
アポ先のクライアントがマリン郡在住なため、丁度良いわと考え、わざわざ、ここを選んだのだ。
ところが。待ち合わせ時間よりも大抵10分ほど早く着くようにしている私が、メニューを吟味しつつ時間をつぶすこと30分。
約束の時間を15分ほど過ぎても、相手現れず。携帯に電話しても留守電。
「これは忘れられたな」と観念し、ひとりでランチを注文して、ひとりでグラス・ワインを頼んで、ひとりで食事をした。
幸い、読みかけの本を持参していたので、それを読みつつ、食事を終えることができた。
お値段の割りに、結構なボリュームである点が、この店の人気の原因かもしれない。隣のテーブルの人が注文していた
チキン・サラダなんて、サラダのタワーかと思うくらい盛り上がっていた。
私は、ラムのグリル添えサラダに、スペインのテンプラニーヨをグラスで注文。これは、そんなにデカくなかった。安心した。
 
 2007年 12月某日

12月に、サンフランシスコで仕事のアポがあると楽しいのは、あちこちで素敵なホリデー・デコレーションを
愛でられること。
左写真は、バンク・オブ・アメリカ・ビルディングの前の野外ツリー。ちょっとわかりにくいが、ツリーの手前に
あるのは、バンブーである。バンブーのオリエンタルな雰囲気と、ツリーのアメリカン(?)な感じとが一緒に
なって、ちょっと良い。
右写真は、エンバカデロ・センター内「ハイアット・リージェンシー」のアトリウム。
吹き抜けの天井から、ぶら下げられた無数のライトが大変幻想的。
ハイアットは、ここのリージェンシーも、ユニオン・スクエア近くのグランド・ハイアットも、ミニチュア・ヴィ
レッジを、ホリデー・シーズンに飾りつける。これがまた可愛いのだ。
ホリデー・シーズンは、買い物しようと思ったら、どこのデバートに行っても、どの店に行っても、人・人・人で
ものすごいことになるのだが、昼間のホテルというのは静かに過ごすことができる穴場である。ハイアットに限らず、どこのホテルでも
ホリデー・デコレーションを目一杯施しているので、そういうのを見て回るのも、この時期のナイスな観光ルートであろう。        
 
 2007年 12月某日

前の週、ランチ・アポですっぽかしをしてくれたクライアントと、再度ランチ・アポ。完璧に忘れていたらしい。
アポイント先には、毎度リマインダーをメールで送るべきなのだろうが、鬱陶しがられるような気がして、私はあまりやらない。
ただ、3週間以上先のアポを入れた場合は、一応前日にリマインダーを出すようにはしている。
で、前回と同じレストランでは芸がないので、今回は同じマリン郡でも、コート・マデラ・ショッピング・センター内にある「Pacific Catch」。サンフランシスコにも支店がある。
メニューを一瞥するに、あまり食指が動かず、そんなにお腹も空いていなかったので、二人で前菜の
「白マグロのたたき」「フライド・カラマリ」「パイナップル・フライド・ライス」をシェア。丁度良い量だった。可もなく不可もなく。
 
 2007年 12月某日

ホリデー・ギフトとして、主人が取引先からワインを頂いてきた。「ワインもらったから、これ飲もう」と、ディナーに私が何を
作ったか確かめもせずに、さっさと開けてしまった。ちょうど、牛フランク・ステーキのソテーだったから良かったものの。
何頂いたの?とボトルを拝見すると、Paul Hobbsのカベルネ・ソーヴィニョン、Stagecoach Vineyard 2003だった。
「こんな高いワイン、よくプレゼントしてくださったねえ!」と私が驚いて言うと、「そう?50ドルくらい?」と主人。
お〜〜い。いつも飲むだけの人は気楽でよろしいことよ。リリース価格、恐らく170ドルくらいだったはずのワインである。
ああ、もったいない、もったいない。
ステージ・コーチ・ヴィンヤードは、今年、山梨からの研修生が働いたワイナリーが、ここから葡萄を買っていたため、
畑には4回ほど行った。だから余計に感慨深いものがあった。
開けてすぐは、ほんの少し、保存状態がよろしくなかったのではないか?と思われる匂いがしたが、1日置いたらこなれて
きて、美味しかった。素敵なホリデー・ギフト、ありがとうございました、M.Uさん。
 
 2007年 12月某日

今月は、ランチ・アポが4件。セールス・コールも、気心知れた相手なら、ランチを一緒に取ってお話した
方が、スムースに行くというものだ。
ホリデー・シーズンは、どこのレストランも結構混みあうので、大抵ちゃんと予約をして向かう。
ガサガサするのが嫌なので、時間も11時半とかに設定。
この日は、サンフランシスコはファイナンシャル・ディストリクトに2年ほど前オープンした、
人気のイタリアン「Perbacco」で。
中2階の、下を見下ろせるボックス・シートをあてがわれた。ナイス。あいにくのドシャ降りの日だったが、ここで昼間っから
飲むわ、食べるわで2時間も居座っていて、お勘定も終えて外に出たら、すっかり雨が上がり、お日様が出ていた。
アメリカだし、イタリアンだし、で、ド〜ンとものすごいボリュームのものを想像してしまうが、ここは少なくともランチは、
驚くほどの量ではない。とても健康的な量だと思う。エンジェル・ヘアよりも、ほんの少し太めのパスタ、Tagliatelleが美味だった。
前菜とパスタを二人でシェアして、各自メイン・ディッシュを注文し、Odderoのバローロ2001をハーフで頼み、デザートまで行った。
もうお腹いっぱいだから、デザートはジェラートにしておこう、とアポ相手が注文したのだが、ところがどっこい、このジェラートが一番
量が多かった。3フレーバーもあるし。
 

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