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2003年12月17日
ある秋の一日、友人と私はナパの「ビストロ・ドン・ジョ 画面をクリックして、ご覧ください。
ヴァーニ」でピッツァを注文しました。季節を味わうため、
イチジク(Fig)とルッコラ、それにカラメライズされた
オニオンがのっかったものを選んだのですが、それが
大正解で、非常においしかったのです。
一緒に行った友人は、レストランでおいしかったものは
自分でも作ってみることが多く、早速このピッツァに
挑戦し、なかなかの作品ができあがったとのこと。
「じゃあ、我が家に来て作ってよ。」と依頼。
ピッツァ作りの一日となったのでした。
揃えた材料は、右写真のもの。彼女はオーガニック
もの
を常食してますので、小麦粉、コーンミール、
玉ねぎ、
ルッコラ、イチジクは全てオーガニック。
それに、塩、エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル、
イースト、ゴルゴンゾーラ
・チーズ。
生地から作り始めました。ぬるま湯にイーストを溶かして、
風の来ない温かい所に5分放置。それに、小麦粉を半カ
ップずつくらい、様子を見ながら足していき、固まりにし
ます。
テーブルに小麦粉を敷き、生地をその上で、ぐっぐっと
押さえては重ねて、押さえては重ねてを繰り返し、生地が
程よくネッチョリして、下に敷いた小麦粉がつくかつかない
かぐらいになったら、塩をひとつまみかけて、コネます。
ボールにオリーヴオイルを満遍なく塗って、丸めた生地を
入れ、丸い方をオイルでコーティング、サランラップ。
「WM」(warm)の状態にしておいてオーブンに、ボール
ごと入れます。この状態で40分〜1時間。
オーブンが暖かくなりすぎてもいけないので、様子を
見てスイッチを切ったりします。
その間に、スライスした玉ねぎを焦げ茶色になるまで、
根気強く炒めます。
2倍の大きさに膨れ上がった生地を半分に切り、10分ほど
休めたあと、好みの大きさ、好みの厚さに伸ばします。
その上に、炒めた玉ねぎ、チーズを乗せて、コーンミール
を敷き、オリーヴオイルを表面に塗った鉄板に乗せて、
5〜8分焼きます。
焼きあがったら、炒めたイチジクとルッコラを飾って
出来上がり。
どうでしょう。一番上の、レストランのものと比べると、その差は
歴然としてますが、プロじゃないのですから、これで良い
のです。
惜しむべきは、玉ねぎの量が少なすぎたこと。倍の量を
炒めて丁度良いくらいでした。それと、チーズも、「え?」
と疑うくらい、思い切ってたくさん乗せるべきでした。
イチジクの味が強いので、それに負けてしまったのです。
でも、生地は薄くパリっと仕上がりましたので、素人の料理にしては、満足のいくものです。
生地作りも、結構簡単にできるのだなあということを発見。レストランで、いろんな種類の
ピッツァを注文して、それを自分で作ってみる楽しみができました。
凝りだすと、異様にハマる傾向が私にはあるので、少々引き気味に思いを寄せています。
非常に、微妙。