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2005年12月07日
いよいよ今年最後の月となりました。
街の中のレストランは、ホリデー・ランチ(接待やら個人やら)の人たちで、連日賑わっています。
今週は、「20ドル以下のカリフォルニア・ワイン Vol.18」です。
Londer Vineyards
Dry Gewürtztraminer
2004
Anderson Valley
$20.00
ロンダー・ヴィンヤーズは、アルバカーキに
長年お住まいだったShirlee & Larry
Londer夫妻が、夢を実現すべく、
北カリフォルニアに移り住み、畑を購入し、
たちあげたワイナリーです。
ワインメーカーは、フラワーズでその名を世に知らしめた
Greg LaFollette氏。
グレッグさんは、現在ご自身のブランド「タンデム」のほかに、かなりの数のワイナリーで
コンサルタント・ワインメーカーとして、ワイン造りに没頭されています。
彼の造るピノ・ノワールは、彼の容姿・人当たりそのもののように、穏やかで静かで、
かつ芯の強さが垣間見える、そんなワインです。
ロンダー・ヴィンヤーズからも、Keefer Ranch
のピノ・ノワールや、
「Paraboll」という素晴らしいピノ・ノワールが出ていますが、
私がこのロンダー・ヴィンヤーズのワインの中で一番好きなのが、
この、ドライ・ゲヴュルツトラミナーです。
値段が手頃だっていうのが一番大きな要素かもしれませんが、
ゲヴュルツトラミナーや、リースリングといった白ワイン品種も大好きで、多く飲む私にとって、
ドライなゲヴュルツは、見たら飛びついてしまいます。
ニューメキシコ州から、アンダーソン・ヴァレーに移住してこられたロンダーご夫妻が、
気候・土壌共に、ピノ・ノワールとゲヴュルツトラミナーに向いている土地を探された、と知り、
早く、早く、そのゲヴュルツを頂いてみたいものだと、心待ちにしていました。
ドライといっても、ゲヴュルツトラミナーの場合、あんまりドライすぎるのは苦手で、
でも、甘すぎないドライさ、ちょっと苦味がノド越しに感じられる、そういうものが
好きです。
この、ロンダーのドライ・ゲヴュルツトラミナーは、まさにそういう好みにぴったり。
そして、私はとんでもない挑戦に出たの
でした。
このドライ・ゲヴュルツトラミナーなら、
サバの塩焼きもOKなのではないか。
どうでしたでしょうか、結果は。
悪くなかった・・とだけ申しておきます。
サバの味噌煮と塩焼きと、どっちが良かった
のかなあと思いましたが、
まあ、いづれにせよ、サバは強烈です。
サバ塩焼きだけ和食風。
サイドには、寒くなってきたので、スクアッシュ、ズキーニ、ポテトのロースト、
そして、ひよこ豆、フレンチ・ビーンズ、プチトマト、パスタのサラダ、を作りました。
やっぱり、こっちとの方がワインは断然美味しい。