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2006年11月08日
今年の冬は、「エル・ニーニョ」タイプであると予報が出たようです。それほど寒くはならないけれど、例年より雨量が多くなるのとこと。
今週は、セラーについて。
と言っても、私の場合、そこで「寝かせておく」ということはあまりしておらず、とりあえず開けて飲むまでソコに置いておく、だけの
今日現在、その「倉庫」には163本のワインがありますが、ばんばん入れていくだけでは何がどこにあるのか
時々、夕食時に、テーブルに並んだ食べ物を見てもらって、主人にワインを選んでもらい、それをブラインドで飲んで
そういう高価なワインは、ワイン・パーティなど数人の人が集まった時にみんなで楽しみたいという気持ちが強く、
しかしながら、ノー・タッチ、プリーズの右側にしたって、一番高いものでも90ドル前後ですから、これでも「つつましく」 で、その、右側ラックに今、どういうワインが置かれているか、一部を記録しておこうと思います。
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Biale プティ・シラー Old Crane ranch 2000 $60.00 |
ジンファンデルの造り手として定評のあるビアーレの、 これは、たった50ケース生産のプティ・シラー。 リリース直後は50ドルでしたが、それから2年以上 たってからの購入だったので、ちょっと高くなりました。 ワイナリーで試飲した時、のけぞるくらい鮮烈な印象を 受けました。 |
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Showket スーパー・タスカン・スタイル Asante Sana 2003 Oakville $50.00 |
ハイジ・バレットさんがワインメーカーの「ショーケット」は、 サンジョベーゼもファンが多いのですが、 スワヒリ語で「サンキュー・ヴェリー・マッチ」の意味を持つ 「アサンテ・サーナ」は、カベルネ・ソーヴィニョンとサンジョ ヴェーゼのブレンドです。確か、「Napa Wine Co」の ワインクラブ経由で送られてきたものです。 |
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Paul Lato ピノ・ノワール "Duende" Gold Coast Vineyard 2003 $40.00 |
カリストガにあるワインショップ「エノテカ」は、他では置いて いないようなレアもの(?)を見つけることのできる、とても ナイスなお店。 この「ポール・ラト」のピノ・ノワール03も、たった75ケース の生産です。サンタ・マリア・ヴァレーの単一畑ピノ。 とても大切にしたいので、50ドル以下ですが右側に。 WA(Wine Advocate)で、91P。 |
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Piña カベルネ・ソーヴィニョン Howell Mountain 2001 $54.00 |
「ワイナリー紹介」でも取り上げました、ピーニャのカベルネ。 どうも、山の方とか、標高高い所で造られたカベルネを 好む傾向があり、これは試飲した時に感嘆し、即購入した ものです。 写真は、ボトルの裏側のもの。 表は、シンプルに「Piña」とエッチングされています。 WS(ワイン・スペクテーター誌)で、90P。 |
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Larkmead カベルネ・ソーヴィニョン Napa Valley 2002 $50.00 |
どこで買ったのか、何に惹かれて買ったのか覚えてません。 が、ワインメーカーのAndy Smith氏は、DuMOLや Gemstoneでもワインメーカーをしてこられている方で、 もっと知名度が上がっても良いのになあと感じます。 WAで93P。 |
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Favia シラー Sal Y Miel Bennett Valley 2004 $65.00 |
ViticulturistのAnne Faviaさんと、ワインメーカーの Andy Erickson氏が一緒になって造っておられるワイン ですが、かなりlow profileだったと思います。が、今年に なって、かの「スクリーミング・イーグル」がこのお二人を 新しいワインメーキング・チームに任命(?)されたので、 これからは、いろいろと注目されていくことでしょう。 |
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Sean Thackrey Orion Old Vine, Rossi Vineyard 2000 $73.00 |
どういうわけか、ベイエリアの中でもイーストベイ地区で 昔からものすごくコアなファンを持つ、ショーン・タッカリー さんのワイン。彼自身は、ほとんど表舞台に出てこない 職人気質なワインメーカーで、その「偏屈(良い意味で)」な 様子は、そのウエブサイトからも伺えます。 このオリオンこそ、寝かせておくに値するワインだと思うの ですが、いつまで待てば良いのか不明。 WS91P。 |
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Sean Thackery Andromeda (ピノ・ノワール) Devil's Gulch Ranch 2003 $60.00 |
これもショーン・タッカリーさんのワイン。気が向いた時に ワインをリリースしている感じなので、毎年決まった時期に 決まったワインが出てこないというところが、またまた ミステリアス(笑)。 このピノ・ノワールも、「ショーン・タッカリーからピノが出て いるそうだ」と耳にしてから随分たって、やっと店で 見つけました。 |
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Harris Estate カベルネ・ソーヴィニョン Jake's Creek Vineyard 2002 $75.00 |
ロバート・パーカーJr氏や、WSのJames
Laube氏から 高得点をもらって、一躍有名になるワインメーカーが おられますが、「Merus」のMark Herold氏もそのお一人。 ハリス・エステートは、このヘロルド氏がワインメーカーに なっています。ハリス・エステートは、ダイアモンド・マウン テン地区に畑を持っておられ、またまた「山」好きの私は それにつられて買いました。 WA,03で93−95P。 |
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Sbragia カベルネ・ソーヴィニョン Monte Rosso Vineyard 2002 $65.00 |
Sbragia氏といえば「ベリンジャー」なのですが、数年前 から、彼自身の名前を冠したワインを出されています。 それよりも、「モンテ・ロッソ」ヴィンヤードのカベルネと いうだけで、飛びついて買いました。 この歴史ある古い畑からカベルネを造っているワイナリーは もう数少ないので、貴重です。 WA89P。 |
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ANAKOTA カベルネ・ソーヴィニョン Helena Montana Vineyard Knights Valley 2001 $80.00 |
どれも100ドル以上する「Verite」のワインメーカーを しておられるフランス人Pierre Seillan氏が、ここの ワインメーカーもしておられます。まあ、それは買ったあと から知ったのですが、これもまた、ナイツ・ヴァレーの山の 上の方で造られているというのが、購入の決め手でした。 ロバート・パーカー氏曰く、最低5年はボトル熟成が必要 とのこと。つ、つ、強そう。 |
これらのほかに右側にあるのは、シングル・ヴィンヤードもののピノ・ノワール数種、カリフォルニア以外のワインなどです。
「高い」=「デイリーに開けるのはもったいない」=「それなりの場で開けたい」=「そんな場は、それほど多くない」=
「必然的に長いことソコに置かれたままになる」、という現象になっており、
寝かせておいた方が良さそうな、強そう(?)なワインばかりが右側に集まるのも、そういう現象を意識した上でのことなのかなと
今、思いました。