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2005年11月02日

ああああ、と嘆いても仕方ないのですが、今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。
ワインカントリーは、葡萄の木の葉っぱが金色、黄色、赤茶色に染まりつつあり、静かな落ち着いた秋の様子です。

今週の「あれこれ」は、先月末にできなかった「なんちゃってブログ、こんなもの食べてます飲んでます」の10月分を
お送りします。   10月は2週間ほど日本におりましたので、その時のものが多いです。
(写真は、それぞれクリックしてご覧下さい)           

        

 2005年10月某日

日本にいた若い頃より、アメリカに来てから渇望のあまり熱狂的に好きになったのが、イカとタコ。
日本に帰ったら、新鮮なタコを丸かじりするくらい好き。
こちらでは、冷凍〜解凍されたタコしか簡単に買えないので、仕方なくサラダ仕立てにして
食べている。日本の雑誌に大昔載っていた「スーパーウーマン・サラダ」。
すごいネーミングだが、タコとアボカドとオクラ、しそを使って、マヨネーズに焼き肉のタレ、
しょうゆ、こしょうを混ぜたドレッシング。
焼き肉のタレの量がポイント。
 2005年10月某日

アメリカの料理雑誌を見ていると、ロースト・コーンが頻繁に出てくるのだが、
とうもろこしから粒をこそげ取って、オーブンで焼くのは面倒くさい。
ある日、トレーダー・ジョーズで冷凍のロースト・コーンを見つけた。
焼いたあとの香ばしさがしっかり残っていて、しかも解凍して使えば良いだけなので大変便利。
ひとり、ニンマリする。                   
 2005年10月某日
                                                
   日本。母の絵が展示されている二元展を見に行き、 その足で神戸まで出て、かなり遅めの
   昼食を取る。
    神戸と言えば、ここしか知らないのかと 突っ込まれるくらい、神戸大丸しか行かない。
   9階レストラン街の「西村屋・元町茶寮」で懐石。 どこやらの温泉町の老舗旅館が出している店
    だそうで、出てくるものがいかにもそれらしい。
 2005年10月某日


     同じ名前「西村屋」でも、こちらは老舗・コーヒーの店。
     ドトールやスタバや、いわゆるカフェと呼ばれる店は、 若い人たちばかりか、女性ばっかりか。
     それらのカテゴリーに当てはまらない方々が、憩いの 場として利用するのが、
    こういう昔からの「喫茶店」 なのだなあと認識。
     珈琲(と漢字で書くのがピッタリ)が美味しいのは よく存じ上げているのだが、
    私はこういう喫茶店に 入るといつも、フレッシュ・ジュースを頼んでしまう。
    グレープ・フルーツ・ジュースが○。 

 
 2005年10月某日

神戸・東寄り、住宅街の中にある「パパス」へ。
ワイン仲間を通じて、このお店のオーナーがウエブサイト上で、私のサイトをリンクしてくださっている
こともあり、ご挨拶がてら。
ここへ一緒に行くために、アメリカへの帰国便を遅らせてくれた友人と、そのまた友人と3人で、
飲むわ、食べるわ。
「パパス」は、長いバーカウンターだけのお店で(奥にセミ個室あり)、ちゃんとした食事もできるし、
バーとして飲むだけでもOKの店で、こういうお店が近所にあったら足繁く通うなあ、と思わされる。
女3人で5本もワインを開け、酔っ払った勢いで「私が払うわよ〜」と大判振る舞い、
挙句のはて最終電車をミスし、実家までタクシーで帰る。大散財。                   
 
 2005年10月某日

阪神・尼崎駅周辺は、昔からさほど変わらない、絵に描いたような下町。
とことこ南へ歩いていくと、秀吉ゆかりのお寺が並ぶ「寺町」の一角。
下町らしく、たこ焼き屋さんが結構点在するのだが、寺町の中に、近所では評判の店があり。
久しぶりに、たこ焼きが食べたくなり二舟、購入。初めて、ここのを食べたが、カチンカチンの
皮でなく、歯ごたえのある微妙な柔らかさが抜群の逸品。
写真を撮ろうと構えたら、店の「いかにも」なお兄さん、「げ、写すんかいな。ワシは入れんといてや。」
すみません、しっかり入れてます。
 2005年10月某日

実家そばにある宝塚ファミリー・ランドは、子供の頃からお世話になった遊園地。
3年前あたりに閉園となり、その跡地には、現在、住宅展示場、レストラン、庭園、フィットネス・ジム
などがある。
そこにオープンしたイタリアン・レストラン「Isolabella Operetta」で、弟家族らとディナー。
オープン・キッチンに高い天井、スタイリッシュな今風のインテリア。
予約なしでは入れない程度に繁盛している様子。
写真上の「しまあじのカルパッチョ、粒マスタード・ソースサラダ仕立て」、
1890円というのが安いのか高いのか、丁度良い頃合の値段なのか、よくわからず。
美味しかったです、でも。
スタッフの人たちも若いからか、店全体がキリっと若々しくて、気持ち良かった。                      

 

 2005年10月某日
                
   上記の「イゾラベッラ」と対極を成すように思えるのが、阪急宝塚駅前ワシントン・ホテル
   上にある 「ガスライト」。
    温泉のあるホテルのレストラン、最上階(と言っても6階ですが)ということで、おっしゃれ〜な
   雰囲気を 求める層は、選択肢に入れることすらしないだろう。
    ところが、これが侮れない!
    小皿による懐石風コースを提供しておられ、 4品3900円、6品5500円、10品7200円で、
    メニューから好きなものが選べる仕組。 各ディッシュの質・量をかえりみても、かなりリーズナブル。
   レストランの雰囲気も、奇をてらわないオーソドックスなもの。静かにゆっくり、食事ができる。
   惜しむべくは、チョイスが限られていながら、しかも結構なお値段のワイン・リスト。

 
 2005年10月某日

   東京・横浜へ行った帰り、東海道新幹線・三島駅で 途中下車。
    カリフォルニア・ワインの輸入・販売会社「カリフォル ニア・ワイン・トレー
   ディング」さん直営の 新オープン・レストラン、「セント・ヘレナ・キッチン」へ。
    三島駅から、ゼネラル・マネージャー・加賀屋さんの ドライブで走ること約15分。
    入ってすぐのグッズ・ショップも、オープン・キッチンも、 ワイン・セラーも、そして
   ダイニング・ルームのテーブル セッティングも、見事にカリフォルニア・ワイン
   カントリー の雰囲気を、三島で再現させている。

    「Fresh, Local and Seasonable」が、キー・ コンセプトだという
   「セント・ヘレナ・キッチン」では、 店で使用する野菜の大半を自家農園で
               栽培・収穫。

   三島といえば、海のもの。 魚は、すべて沼津港から届いた新鮮素材。
   さざえのガーリック・バター焼きは、むはははと笑いが 出てしまったほど美味。
    さざえはカリフォルニアで食べられない。
        ここだからこそ味わえる強力ディッシュ。

    日本に着いてから、飲むものと言えば焼酎、日本酒、  ビール、ワインも
   フランス産かイタリア産ばかりで、 カリフォルニア・ワインを口にしたのは、
   久しぶりだった。

    馴染んだものを口にした時の「ホっ」とした感じ、 ああ、これだ、これだと、
               ワクワクしてくる感じ。 あまりに嬉しくて美味しくて、調子乗りすぎ。
               気づいたら、かなり酔っ払っていた。(いっつも) 
               だから、写真もこれだけしか撮れていない。がっくり。

         カリフォルニアの大らかな、カジュアルな雰囲気と、 上質のカリフォルニア・ワインを楽しめる店。
                                          

 2005年10月某日

ベイエリアに帰ってきたら、すっかり秋。
マーケットに柿が出回っていたので、早速購入。
日本でのレストランのように、フォアグラを合わせたいところだが、そんな余裕ないので、
アボカドにする。
白味噌に、レモン汁、水、塩・こしょうを足して、エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルを
カシャカシャしながら混ぜて、ドレッシングに。
シャキっとしたクレソンを添えると、もっと見栄え良し。

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