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2004年10月06日
9月〜10月になると、あちこちのワイナリーで「ハーベ
画像をクリックして、ご覧下さい。
スト・パーティー」が行われます。
メーリング・リストに入っている
「Clark-Claudon Vineyards」から、ハーベスト
&リリース・セレブレーション・パーティの案内を頂い
たので、先週の土曜日、友人家族を誘って参加し
ました。
シルベラード・トレイルから東に入り、ハウエル・マウ
ンテン地区を分け入った所に、ヴィンヤード及び
パーティー会場があります。
ひとり30〜100ドルをチャージするハーベスト・パー
ティーは数多くありますが、クラーク・クロドンは
メーリング・リスト顧客だけに案内状を出している為
自ずと参加者数も限られ、参加費も無料。
ファミリーが全員揃って、ワイン愛好家たちをもてな
す、そういう暖かい雰囲気が素敵です。
例年ですと、午前中にヴィンヤードでの葡萄摘み
作業があるのですが、今年の収穫は時期が早まり、
このパーティーを待たずに終了してしまいました。
(右のピッキング写真は、2年前のものです)
パーティーは従って午後1時から始まりました。
クラーク・クロドンは、カベルネ・ソーヴィニョンしか
作っていませんので、お友達ワイナリーが白ワイン
を提供してくれています。
天気がとても良く暑いくらいでしたので、ヴィオニエ、
シャルドネがどんどん出ていきます。
もちろん、クラーク・クロドンのカベルネ・ソーヴィニョン
もあります。最初は、2000年ものがサーヴされていま
した。
ホームメイドのチキン・レバー・パテ、トマト・サラダ、
そしてオリーヴ、チーズ数種が、アペタイザーとして
並べられ、参加者は好きなように取っていきます。
しばらくすると、「CC03C」と書かれたシールを貼った
ボトルが4本登場しました。
ボトルの前には、ヴィンヤードの地図。
4つの色で、区別されています。
つまり、ロット別のバレル・テイスティングというわけ
です。
中身は、2003年ヴィンテージ。1年前に収穫され、樽の中で眠っているカベルネです。
それをロット別にボトルに入れて、皆さんにテイスティングしてもらおうという趣向。
トム・クラーク氏の掛け声で、参加者はグラスを手に
ヴィンヤード・ツアー。
ふ〜ふ〜言いつつ、スロープを上ると、丘の上にキャノ
ピーとテーブルが置かれていて、ここでも、前述の
バレル・テイスティングが行われました。
ロット地図を手に、実際にそのロットを目の前にして、
そのロットから取れたワインの途中経過をテイストする
なんて、なかなか貴重な体験です。
4ロットの飲み比べを2回やってみましたが、ロット#1
が群を抜いて素晴らしく、ロット#3が群を抜いて酸っぱ
く感じられました。 これらをどういう風にブレンドするのか
とても興味があります。
ヴィンヤード・ツアーが終わる頃には、バーベキュー
のお肉もいい具合に焼けてきました。
カベルネを口にすると、やはりお肉が欲しくなります。
よく焼けたチキン、ほどよくレアーのビーフ、そして色鮮
やかなロースト・ペッパーがテーブルに並ぶと同時に
2001年のカベルネ・ソーヴィニョンが登場。
パーティーはクライマックスを迎えました。
クラーク・クラウドンは、トム・クラーク&ローリー・クロドン夫妻、
彼らのお母様、彼らの息子さん、娘さん、娘さんのご主人とベイビーで成る
家族全員が一緒になって運営しているワイナリーです。
生産しているのは、100% Estate
カベルネ・ソーヴィニョンのみ。
大量生産していませんので、ワイン・ショップで見かける頻度も少なめです。
大事に大事に育てられ作られるカベルネ・ソーヴィニョン、味わいも格別です。