5月最終ウイークエンドは、メモリアル・デー連休。連休となれば、ワインをしこたま飲もう。夏の始まりだから
バーベキューをしよう。で、いつもの連中が集まってバーベキュー&ワイン。
メニュー:キムチ入り玉子焼き&韓国海苔入り玉子焼き (Y持ち寄り)
煮アワビと、ホタテのシトラス・ソース添え(M&S持ち寄り)
トマト、モッツエレラ・チーズ、ローストレッド・ペッパー(私)
アスパラガス、ゴート・チーズ、ウオルナッツのサラダ(私)
ほうれん草、プロシュート、ブラックベリー、ラズベリー、マンチェゴ・チーズのサラダ(私)
サーモンのグリル(主人)
リブ・アイ・ステーキ(主人)
どれも大変美味でございました。初登場レセピで、作った私自身とても気に入って、皆にも評判良かったのが、
ほうれん草・・・・・のサラダ。プロシュートを細切りにしてカリカリにするのがミソで、ブラックベリーとマンチェゴ・チーズの
スライスとの組み合わせが思いのほかヒットだった。アメリカのフード雑誌に載っていたレセピだが、なるほど、である。
ワイン: Clark-Claudon
ソーヴィニョン・ブラン2005
Whetstone, ヴィオニエ、Catie's
Corner Vineyard 2004
Macphail, ピノ・ノワール、Russian
River Valley 2003
Chappellet, カベルネ・フラン、Pritchard
Hill Estate 2003
Ladera, カベルネ・ソーヴィニョン、Lone
Canyon Vineyard 2001
Lucia, シラー、Garys'
Vineyard 2002
Heitz、カベルネ・ソーヴィニョン、Napa
Valley 1999
大人5人で、これは飲みすぎである。午後5時からスタートして、Laderaのカベルネが終了した頃、気づいたら大半がソファで
寝ていた。私ともう一人が「みんな、どうしたの〜」などと言いつつ、しゃべり続けていたのだが、何をしゃべっていたのか、
当の私に記憶が一切ない。
この集まりの連中がすごいのは、そうやって一眠りしたあと、起き出してきて、またワインを飲み始めることだ。
やめておけばよいのだ、ここで。
で、再び飲み始めたのがシラーというから、怖いもの知らずなのだが、ここで思わぬ展開となる。
どういう経緯でこうなったのか、私にはまったく記憶がないものの、3種の違うグラスに同じワインを注いで、
どう香り・テイストが変わるかというテイスティングになったのである。
ひとつ5ドルの普通のワイン・グラス、リーデルのカベルネ用グラス、リーデルのピノ・ノワール用グラスを出してきて、
これにルチアのシラーを注ぎ、目隠しして香りを嗅ぎ、どれがどのグラスかを当てっこ。
まあこれは当たっても、それがどうしたということなのだが、とにかくグラスによって、こうも香りが明らかに
違うものかということが我々一同には驚きだった。
グラスは大切、という認識はもちろんあったのだが、同じリーデルの同じシリーズでも、品種別シェイプによって
同じワインがまったく別物のごとくになるのには、あらためてビックリさせられた。
今まで、この集まりでやってきたブラインドも、各自がマイ・グラスを持ち寄ってテイストしてきたのだが、
次回からは全員でお金を出し合って、同じ大きさ、同じシェイプのワイングラスを25個揃えて臨もう!と、決定した次第。
・・と、ここまでは「今回学んだこと」として、大変実りある集まりだったのだが、このあとのオチがいけない。
ハイツのカベルネを出してきて、同じグラス・テイスティングをやり始め、リーデルのピノ・ノワール用グラスを
揺らしていたら、隣の「普通グラス」にカチンと当たって、ものの見事に割れてしまったのである。
あああああああああああああああああああ。
隣で主人が、大きくため息をついた。
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