ホーム    日本語ガイド    フード&スポット    ワイナリー紹介    人&ビジネス    あれこれ    コンタクト

                   

2007年04月04日

日本では桜が満開、美しい頃なのではないかと想像します。
こちらは桜はもう終わり、藤の花がとても美しい時期となっています。

今週は、「20ドル以下のカリフォルニア・ワイン」Vol.28をお届けします。

Blue Fin 
Chardonnay
California,   2005         $3.99

またまた、トレーダー・ジョーズがやってくれました。
シャルドネで、3ドル99セントです。
同じくトレーダー・ジョーズ専売で、ワイン販売業界を席捲した「チャールズ・ショー」(Two-buck Chuck)は、
1本1ドル99セントで未だに売れ続けていますが、これのシャルドネは変に甘ったるくて、
いくら安くても買い足そうと思うには至りませんでした。

冬になって登場した、この「ブルー・フィン」シャルドネも、そんな感じのワインなのかなと危惧しましたが、
それでも安いから、買って気に入らなくてもどうってことないわと思い直して買いました。

キンと冷やして頂いたブルー・フィン、これがなんと、イケたのであります。
キリっとクリスプで、ほのかな、そして華やかな香り。
高価な一流シャルドネにある気品というか、奥深いボディというか、そういうものはありませんが、
普段飲みにするには、充分なクオリティだと思いました。

このブルー・フィン、ナパ・ヴァレーにあるRaymond Vineyardsが、トレーダー・ジョーズでの専売用に
造ったものとのこと。ふ〜むむむ、レイモンドかあ・・・。

チキン手羽先をグリルしたものに、その日はブラッド・オレンジ&フェネルのサラダ、
プチ・トマト、缶詰ツナ、オリーヴを使ってのFarfalleパスタをサイドに。
サラダは、エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル、ホワイトワイン・ビネガー、ディジョン・マスタードに
ハチミツを加えてシャカシャカしたものを、かけてみました。
パスタには、カイエンペッパーを加えて、ちょっとピリ辛にしたのですが、これとブルー・フィン、シャルドネが
とても良く合いました。

主人も「飲みやすいねえ」と気に入り、「安いからケース買いしといたら」と珍しいことを言いました。
(買うのは私なんですけど)
で、先週トレーダー・ジョーズに行ったら、何ともう陳列されてませんでした。出払ったということでしょうか。

          back