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2008年02月27日
もうすっかり「春」です。桜が満開、太陽の光は穏やかで、鳥のさえずりも活発。
今週の「あれこれ」は、月末ですので、なんちゃってブログ「こんなもの食べてます飲んでます」2月分をお届けします。 |
2008年 02月某日 |
正確には1月末のことだが、ランチ・ミーティングを、プレシディオ内の「Pres a Vi」で。 当レストランが入っている建物は、Letterman Digital Arts Centerと言い、「スターウオーズ」のジョージ・ ルーカス氏が、その本拠地をマリン郡から移してきた場所で、現在もビルディング内は大掛かりな工事が行われ ている。地下に駐車場があるのだが、なんと1時間6ドルもする駐車場で、「プレサヴィー」で食事をする人は、 割引ヴァレ・パーキングができるのだが、それでも2時間10ドル。高い。 プレシディオ敷地内の無料駐車場にスペースを見つけて、えっちらおっちら歩いてこなければならない。 お店そのものは、ウオルナッツ・クリークにある「Va de Vi」の姉妹店で、ワイン・バー&ビストロのカテゴリー。 こういう所に来て、ワイン飲まずにいられりょか、なのだが、ミーティング相手お二方が「水で結構」という方だったので、私もぐっと 我慢して水を飲んでいた。 ダンジネス・クラブの身を使った「トリプル・デッカー」というサンドイッチを注文。もっとデカいのが出てくるかと思ったら、そうでもなかった。 が、やはり量は相当なもので、半分食べただけで、お腹がいっぱいになった。お持ち帰りする。 |
2008年 02月某日 |
1,2月というのは、冬の新リリース時期でもあり、メーリング・リストに名前を載せているワイナリーから、ワインが 配送されてくる。クロゼット・セラーに入れる際、パっと見で何のワインかがわかるよう、ヴィンテージ、ワイナリー名、品種名、値段を書いた札をボトル先端につけて寝かせるのだが、この作業は、こまめにやらないと、当然ワインが どんどん溜まることになる。 そして、クロゼット・セラーもキャパに制限があるので、新しくやってきたワインを収容するために、どんどん飲んで いって場所を空けなければならない。 ホタテの冷凍ものが安くで出ていたので、揚げてサラダに投入。 ワインは、元Fetzerのオーナーが新たに立ち上げたレイク・カウンティ「Ceàgo」のワインメーカーズ・ブレンド00。 開けてすぐはそうでもなかったのだが、時間がたつにつれ、ものすごく甘くなっていった。 翌日に、もう一杯飲んでみたが、更に甘さが倍増していて、食べ物と合わない。不思議なワインだ。 |
2008年 02月某日 |
ランチ・ミーティングを、ダンヴィルという街の「Bridges」で。このあたりでは、「おでかけ」 するレストランとして老舗なので、映画「ミセス・ダウト」にも登場する。映画での店内の 様子と、本物の店内の様子はかなり違うので、撮影そのものはセットで行われたの だろうが、家族でちゃんとしたディナーにでかける場所としての地位があってこその、 映画登場だったのだろう。 平日のランチ時は、とても空いていて、昼間っからボトル1本開けて食事しているのは、 私達だけだった。(何を食べ、飲んだかは、先週の「あれこれ」をご覧ください) 2人でワイン1本開けて、デザートまで注文してしまい、2時間そこでお話をして、ランチに2名合計120ドルも費やし、 家に帰ってきてから請求書を見て、ものすごく落ち込んだ。 |
2008年 02月某日 |
1月末に話は戻るが、「フード&スポット」で紹介した「Perbacco」で夕食を取ったあと、デザートを別の店で 食べようということになり、ぷらぷら歩いて、「Rubicon」のバー・カウンターへ行く。 ペルバッコで、個性的なイタリアン・ワインを1本二人で開けていたのに、そして、デザートを食べるつもりで ルビコンに来たのに、何のことはない、結局、リゾットとハーフボトルのワインを注文。 こんなことやってるから、結構ちゃんと走りこんでいるのに、体重がここのところ少し増え気味なのも当然だ。 強烈なイタリアン・ワインのあとは、パレットに馴染みのあるオレゴンのピノ・ノワールを。 Ken Wrights Cellars, Shea Vineyard 2004。チェリーとラスベリーの風味満載。 |
2008年 02月某日 |
2月といえば「ヴァレンタインズ・デー」。我が家の男どもは、まったくそういうことに関心がないのか、 花のひとつもくれようとしない。しかしアメリカでは、男性が、愛する人に「感謝」の気持ちをこめて、 何かをプレゼントするのが一般的。 人気レストランは、この日の夜、早くから予約が埋まってしまうし、お花屋さんも大繁盛する日である。 夕方、帰宅するべく、サンフランシスコの金融街を車で走っていたら、道端の花屋さんに人だかり。 仕事を終えて帰途につく前に、パートナー、奥様、ガールフレンドにお花を買って帰る人たち。 みなさん、ニンマリ笑顔で、なんだか良い感じ。 |
2008年 02月某日 |
カレーを作ると、飲みたくなるのが、シラーかジンファンデル。特に、ブラックペッパー風味がパチンと効いたシラー。 クロゼット・セラーで、ごそごそやって出してきたのは、ワシントン州「K Vintners」のシラー、ワールーク・スロープ、 Milbraudtヴィンヤード 03。 ワシントン州のシラーは、ここのところぐんぐん評価を上げてきているもので、従来から当州で評価の高かったメルロー よりも勢いがあるように感じる。 我が家のカレーは、かなり辛口なのだが、シラーのパンチ力も負けておらず、美味しくいただけた。 |
2008年 02月某日 |
クラッシュパッドでのワイン造りをご紹介さしあげたYさんから連絡があり、昨年ボトリング完了していた彼女らの ワインを提供してくださるとのこと。 「Tabby's」と名づけられたワインは、Sleepy Hollow Vineyardのシャルドネ、2006。 樽を使わず、ステンレス・スティール缶で発酵・熟成させておられることを存じ上げていたので、興味深く、 早速ある日の夕食に。 作ったのは、スウォード・フィッシュ(メカジキの一種)のソテー、ペスト・ソース乗せ。 レンティル(レンズ豆)を下に敷き、サイドにポテト・グラタンを。サラダには、ローストビーフとトマト。 ワインは、酸味がキリっとしていて、開けてすぐは、ちょっとした「苦味」が特徴的。 しばらくすると、その苦味が薄れて、フルーツ本来の華やかさ、甘さが、滑らかに優しく控えめに登場してくる。 とても美味しい。Yさん、やりましたね!おめでとうございます。 |