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2004年1月7日
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくおつきあい、お願い申し上げます。
大晦日、サンフランシスコ・ベイエリア一帯では、日本語放送チャンネルで「NHK紅白歌合戦」
を放映します。これを見ながら、ワイン仲間とわいわいやるのが、ここ数年恒例の過ごし方です。
冬はやっぱり鍋、そしてワインに合う鍋となると、もうこれは 画像をクリックして、ご覧ください。
「鴨」しかないでしょうと、即メニュー決定。
人気日本食レストランのシェフであるMさんが、丸ごとの
鴨2羽をさばき、鍋用のスライス、そして「だんご」を
用意してくださいました。シェフが仲間にいると、
ほんと〜〜〜〜に食事のレベルが上がって助かります。
ご覧ください、右の写真の鴨を。たっぷりついた脂身、これが
抜群の旨みを出してくれる「もと」で、「ダイエット」なんて言葉は
とりあえず、この5〜6時間、その存在を消し去ること
です。
大根、人参、しいたけ、長ネギ、こんにゃく、焼き豆腐と
一緒に鴨肉を入れ、お肉に火が通ってもうそろそろかな、
という頃合に、クレソン(セリの一種)をどさっと上に乗せて
フタをします。
さっとフタを取ると、程よくしんなりしたクレソンの下に、
厚切りの鴨肉に、野菜たち!あああああ、もう絶品です。
鴨なべの素晴らしさは、さばいたあとの骨や端切れ肉で
取られたスープにもあります。このスープをダシにして作
られた年越しそば・・・、おいしくないわけがないですねえ。
これと、シャンペンで「ハッピーニューイヤー」です。
・・・・と行くはずだったのですが、どうも私は酔いが事のほか
急激に回ってきたようで、カウントダウンあたりのことを、あまり
覚えていません。テレビで年が明けてしまったのを見て、
主人が「シャンペンはどこ?グラスはどこ?」と慌てふた
めいていたことだけ、かすかに記憶に残っています。
今年の年越しに用意したシャンペンは、仏「Veuve A
Devaux」の Brut D de Devaux 57ドル。
とても美しいケースに入れられており、ラベルもご覧の
ように非常にきれいです。
ああ、しかし。私はこのシャンペンの味を全く覚えて
いません。自分が果たしてちゃんと口にしたのかさえ
定かでありません。く、く、悔しい。
紅白歌合戦は、我々の絶え間ないおしゃべりの中で埋もれてしまってましたが、
トリのSMAPだけは、テレビの前まで移動し、正座して拝聴致しました。
40歳代以上の女性の典型、SMAPファンがここにいるのでございます。
ああ、しかし、しかし。この時点で既に酔いがキテいた私には、彼らと一緒に歌っていた
のは確かですが、彼らがどんな衣装を着ていたのか、どんなカメラ写りだったのか、
まったくもって何も記憶にないのです。なんて勿体無いことでしょうか。
午前零時を回ったあたり、私は子供を寝かせつけるために2階に上がったまま、
どうもそのまま子供の部屋で眠ってしまったみたいです。
翌日話を聞くと、他の参加者もみんなPass Outしてしまって、午前3時頃まで
ソファで寝ていたとのこと。
全員がつぶれたなんてことは初めてで、いやはや、なんともお恥ずかしい限りの
年越しでございました。
この日、持ち寄りワインでブラインドをしたのですが、そのことについては、
また次回にお話致します。