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シェ・ヌー Chez Nous
註) 2007年6月、この愛すべきお店が閉店となりました。
「シェ・ヌー」のあとは、「A16」をやっている人達が、店内改装を施し、ローマ・スタイル・オステリア
「SPQR」という店をオープンさせており、
これがまた大人気の店となっています。
サンフランシスコのダウンタウンから少し離れて、ジャパン・ 画像をクリックして、ご覧下さい。
センター方向に行きますと、南北に走るフィルモア
(Fillmore)ストリートに出ます。
セレクト・ショップ、ベーカリー、カフェ、レストラン、ヴィン
テージ・ショップ、ネイルサロン等、各種個性的な店が
立ち並ぶフィルモア・ストリート。
週末になると、カフェには朝のゆっくりとしたひとときを
過ごそうと、地元の人達が新聞片手に集まります。
このストリートには何軒か、人気のビストロ、レストランが
ありますが、今回ご紹介するのはメディタレイニアン
(地中海風)・タパスの店「シェ・ヌー」です。
ここ1〜2年で、タパスの店(小皿料理)が再び脚光を浴び
始めてきていますが、「シェ・ヌー」は、数年前のオープン
時からタパス一本槍で、シェフは何交代かしましたが、
依然、人気を保っています。
店は、縦に長く、キャパシティは決して大きくありま
せん。店内左手に、テイクアウト用カウンター兼バーが
ど〜〜んとあって、その奥にオープン・キッチン。
残りのスペースに、テーブルと椅子が「とりあえず」
セットされているといった感じで、全部で約30席ほど
しかありません。
メニューは、季節ごとに変わり、昼と夜もわずかながら内容が違います。
私はいつもランチに、しかも開店直後の早い時間に訪れます。
春の、とある日のディッシュをご紹介します。
Salade Niçoise
$11.00
グリルされたアヒ・ツナ(かつおのタタキのようなもの)は、
外側にしっかり焼き色がついて、中は生、というルールが
しっかり守られていて、美味。
ポテト、オリーヴ、新鮮なリーフ・レタス、ゆで玉子が
とても美しく盛られていました。
これ1皿だけで、昼間っからワイン飲みたくなります。
Grilled Monterey
Calamari Salad $9.50
これまたプレゼンテーションが可憐。
グレープ・フルーツ、フェネル、フリッセ、カラマタ・
オリーヴとの組み合わせがぴったりハマっていて
健康的でもあり、美味しかったです。
フェネルとイカを合わせるというのは、目からウロコ
でした。
食事の前にサーヴされるパンも、ちょっと変わっていて
塊をちぎって、同席者とシェアします。
パリパリっとした表面と、噛むほどに味が出てくる中身
のバランスも素晴らしい。
季節の折々に変わるメニューは、常に20種類。
一番安いので4ドル、一番高いものでも12ドル
(ランチ)、ただし「タパス」ですので、もりもり
食べる方には一皿の量が物足りなく感じるかも
しれません。
私は、2皿くらい頼んでワイン飲んで、それで充分です。
ワイン・リストは、アペリティフ4種、白8種、赤10種、デザート&ポート8種、というシンプルなもの
ですが、料理と合ったリーズナブルな値段。
イタリア、スペイン、フランス、カリフォルニア、オーストラリアと、各国のワインが、
この短いリストの中にぎゅっと詰まっています。
夏に訪れた時は、何故か「イタリア」の気分になっていて、食事をしながら、
Verdicchio dei Castelli di Jesi (Colonnara)を頂き、
デザートと一緒に、ヴィン・サントを飲み、すっかり出来上がってしまいました。
Chez Nous |
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住所 | 1911 Fillmore St, San Francisco |
電話番号 | (415) 441.8044 |
ウエブサイト | ございません。 |
営業時間 | 毎日:午前11時半〜午後3時、午後5時半〜10時(金・土は11時まで) |
(2004年12月現在)
註) 2007年6月、この愛すべきお店が閉店となりました。
「シェ・ヌー」のあとは、「A16」をやっている人達が、若干の店内改装を施し、ローマ・スタイル・オステリアのお店を
オープンさせるそうです。