季節のフルーツ、チェリー&ピーチ・ピッキング@
Brentwood
5月に入ってから、地元のファーマーズ・マーケットでは、チェリー、ピーチ、
アプリコットが出回り 画像をクリックして、ご覧下さい。
始めました。今年は、雨が長く残って降り続けていたので、これらフルーツの出来も例年より遅く、
ようやく、今の時期になって充分な甘さを持ったものになっています。
5月最終週末は、月曜日にメモリアル・デーという祝日があり3連休でした。
連休真ん中の日曜日に、バーベキュー&ワイン・パーティを開き、さんざん飲んで食べてをし、
「また飲みすぎてしまったわい」と思ったのも束の間、「チェリー・ピッキングに行くぞ!」という主人の
掛け声に乗って、月曜日、家族で出かけました。
場所は、サンフランシスコから東北東方向、約1時間強の「Brentwood」という街です。
このあたりは、新興住宅地としての開発も盛んになっている所で、以前紹介したアラメダのワイナリー
「Rosenblum」も、あと数年先にはここに一大レジャー施設を伴って移転してくる予定になっています。
ハイウエイ4号線を流していても、まわりは住宅地だし、こんなところに果樹園があるのかな、
と思っていたら、ある交差点を越した途端、周辺一面に農地が広がります。
連休、しかもホリデーその日なので、いやはや大変な混雑。
何台もの車が、農道脇にばんばん駐車されていて、オレンジ色のベストをつけた若い男子らが
交通整理を試みるも、ほとんど何の役にも立っておらず。
正午過ぎに到着した我々が目指していたファームは、既にその日の収穫を終了させており、
あきらめて別のファームに移動。 3〜4キロ四方の範囲に、約25のファームがありますから、
よりどりみどりです。
入り口で、住所・氏名・人数を書類に記入、サインをして、バケツを取り、さあ、チェリー・ピッキングの開始です。
広い果樹園に、チェリーの木が整然と何列も、はるかかなたまで伸びていて、脚立があちこちに立て
かけられています。
見上げると、暗褐色のチェリーがたわわになっているのが見えるのですが、よく見ると、既にレーズン状態
(しわしわに乾いている)のものもあり、どれでも手当たり次第ピッキングできるのではないのだな、と認識。
こうなると、「始めるまでは腰が重いが、一旦興味が湧くと凝りに凝る」という、我が家の共通キャラクターが
発揮されます。荷物を1本のチェリーの木の下にまとめて置き、家族4人、「これぞ」と思う木を見つけて
一斉にピッキングを始めました。
ツルツル表面が光っていて、ふんわり固くて、色も黒めで甘そうなチェリーだけを取っていきます。
30分ほどもしたら、4人合わせてバケツの半分くらいになりました。
自分達で獲ったものは、買い取るのがルールになっていますので、あまりたくさん獲っても無駄にするだけです。
買取は、1パウンド(約0.45キロ)=2ドル。
私達は7パウンド獲っていたので、14ドルも払いました。
この日から3日たっている今日現在も、まだ残っていて、せっせと家族で食べ続けています(笑)
チェリーのあとは、お迎えのピーチ農園にも行きましたが、チェリーに比べて桃はとっても簡単。
脚立を使わずとも、すっと手を伸ばしてもぎ取れば良いだけで、ぶらぶらと10分ほど歩いただけで、
これもまた5パウンドほどの桃を収穫し、買って帰ってきました。(これも、1パウンド2ドル)
フルーツそのものは、ファーマーズ・マーケットに行けば、同じくらいフレッシュなものが手に入りますが、
広々とした農園の中に入って、土の香り、木の香り、フルーツの香りを受けながら、
のんびりピッキングするのも楽しいです。
今度は、人が少ない平日の午前中に来て、自分が食べられる分だけ、ゆっくり収穫して、
帰りにリバモアのワイナリーに寄って、ワインをテイスティングして帰るというコースにしよう、
と酒飲みの私は考えたのでありました。
参考ウエブサイト: www.harvest4you.com
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