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20051130

11月も最終日となりました。サンクスギビング連休も終わり、街はホリデー・シーズン一色です。
既にクリスマスの飾りつけをしてしまい、夜になるとピカピカ光ってる家もちらほら。
街に出ると、サンクスギビング連休の前から、大きなクリスマス・ツリーが登場、美しくライトアップされています。

月末ですので、なんちゃってブログ「こんなもの食べてます、飲んでます」の11月分です。  
(写真は、それぞれクリックしてご覧下さい)                

 

 2005年11月某日

話は10月の日本行きに戻る。
東京へ出た時、半日、谷中・千駄木・根津、いわゆる「やねせん」エリアを探訪。
このあたりは、太平洋戦争時に空襲を受けなかったので、昔ながらの町並みが
残っており、下町情緒がたっぷり味わえて、ぶらぶら散策にぴったり。

朝倉彫塑館のそばに、「薬膳カレー」なるものの店「谷中じねんしょ」を見つけ、
ランチに立ち寄ってみた。
昔からあった喫茶店を、内装そのまま引き継いでカレー屋さんにしているそうで、
とても落ち着く。
カレーは、いろいろなハーブ、スパイスを使用しているためか、決して安くはなかったが、
じわじわ辛みが効いてくる美味しさ。 丁寧に作られているのが伝わってくる。

根津神社表門に至るS字坂と、しのばず通りの角に、その名も「金太郎飴」という飴の店。
飴のたぐいは、自分で買って食べないのだが、こういう場所で、こういうものを見ると、
つい買ってしまいそうになる。

金太郎飴の近くには、有名な「根津のたいやき」もあり、このあたり気をつけて歩いていかないと
カロリー・オーバー。

JR日暮里駅近くには、これぞ下町の台所!と膝を打ちたくなる「谷中ぎんざ」がある。
アメリカのどこの地方都市に行っても、「ブロードウエイ」という通りがあるように、
日本はどこに行っても「なんとかギンザ」がある。「ぎんざ」のイメージからの「かけ離れ度」が
増すほど、その商店街の個性・面白さが増すという方式。

魚屋さんが特に眺めていて楽しいのだが、とある店で、「上海蟹」が売られていた。
一匹350円というのは、安いのだろう。 上海蟹の斜め上にあった「とこぶし」に
ひどくそそられた。

こういう商店街ではまた、とんでもなくユニークな宣伝・チラシの類を目にする。
右写真は、おそらく何らかの健康食品を売っているのだろう店の前に出ていたもの。
立ち止まって、じっくり字面を読んでみるも、一体、その「商品」が何なのか、さっぱりわからず。
関西の人にしか通じないと思うが、「探偵ナイトスクープ」桂小枝さんの「パラダイス」に近いものあり。   

 

 2005年11月某日

    秋になると、どっと市場に出てくるのが、スクアッシュ。 いわゆる「カボチャ」類。
    色・形・サイズ様々なものが並べられ、とてもすべての 名称を覚えきることができない。
    写真:一番左奥が「スパゲッティ」、 その右が「デリカータ」、 左奥から2番目が「バターナッツ・スクアッシュ」、
    その右が、おなじみ「カボチャ」、 左手前から2番目が「Acorn」、 その右が「カーニヴァル」(日本の
   「錦甘露」のよう)。
   日本のカボチャは、こちらでも「kabocha」(またはKaboucha)と表示されている。
   カボチャ、スクアッシュ共に、一個を食べ頃の大きさに切るのが大変で、大抵、ファーマーズ・マーケット
   の店の人に、半分〜四分の一に叩き切ってもらう。  
 2005年11月某日

    日本に行くと、あれこれと食材を買い込んで持って 帰ってくるのだが、毎回欠かさず持ち帰るものの
    ひとつが、手延べそうめん。
    実家の母が、徳島県つるぎ町半田の「オカベ」さんに よる半田手延べそうめんが好きで、
   電話で取り寄せている。私が日本に行くと注文をしてくれるので、かなり重い のだが、
   ひと箱分ごっそり頂いてくる。
    そうめんのイメージとはまったく違う、コシあり麺で、 うちの子供たちも大好き。
   今日は、このそうめんで、じゃ〜じゃ〜麺を。                       
 2005年11月某日

同じく、日本から持ち帰ってくるもののひとつが、京都・祇園「原了郭」(はらりょうかく)の薬味。
今回は、実家近くのスーパーではなく、京都・祇園の本店へ行く機会があったので、そこで購入。
ここの「黒七味」は、やみつきになる。
胡椒の代わりに、これをパラパラかけると非常に美味しい。
お味噌汁にふりかけても、とてもグッド。ついでに、一味も購入。
そして、本来この店の主流商品であるところの祇園香煎の中から「志そ香煎」を。 
                     
 2005年11月某日

刺身用マグロが冷凍庫の中に残っていたので、細かくたたいて、ケッパー、アサツキ、マヨネーズと
和えてサラダにする。
いつもはこれだけなのだが、この日は何かしら、もうひとつ手を加えたい気分だった。
遊び気分で、関西でしか手に入らない「旭ぽん酢」とゼラチン粉をふやかしたものを混ぜ、
冷蔵庫で冷やして、ぽん酢ジュレを作ってみた。
子供らは、あまりの酸っぱさに顔がよじれていたが、私は、いたく、これが気に入った。     

                  
 2005年11月某日

秋は茄子が美味しい。
唐辛子と一緒に炊くのも好きだが、今日はざっと炒めていただく。
日本のきゅうりが出ていたので、それを蛇腹に切って、蒸した鶏の胸肉と一緒に、さっぱり味のサラダに
仕立てる。
茄子の炒めたものを作ると、何故だかビールが欲しくなるので、ビール。
こちらでは、このサッポロ黒ラベルや、アサヒ・スーパードライが、缶6本セットで 4ドル99セントという
値段で買える。日本から来られる人が、この安さに仰天するシーンを何度も見た。
カナダでブリューしているようだ。

 
 2005年11月某日

究極の手抜き・簡単メニューをいくつか知っていると、楽だ。 日本のように、近くのスーパーや
コンビニに行けば手頃なお惣菜が手に入る、といった環境ではないし。
その究極簡単メニューのひとつが、鶏の胸肉のマヨネーズ焼き。
胸肉のフィレに塩・こしょうして、白ワインをふってしばらく置いたものに、マヨネーズを塗って、
パセリを振りかけて、オーヴンで焼く。それだけ。
コリアン・マーケットで、冷凍の「いかそうめん」を買ってあったので、それとセロリ、フレンチ・ビーンを
細く切ったものを混ぜて、かき揚げに。  あと、トマトとモッツレラのサラダ。和洋折衷。
ワインは、Robert FoleyCharbono。 彼のワインで有名なクラレットは高くて手が出ないが、
このチャーボノは35ドル。 まあ、これでも普段飲みにしては、良いお値段ですが。
さすがに、美味。                       
 
 2005年11月某日

今年のサンクスギビングは、集まる友人・知人もなく、家族だけだったので、ターキー丸焼きは
やめにして、簡単にチョン。
連休の間に、ワイン仲間の友人親子を呼び、ビーフのポット・ローストをふるまう。
メイン・ディッシュよりも、サラダやサイド・ディッシュに力が入る私は、今回、生きたダンジネス・クラブ
(蟹)を買ってきて、蒸して身をほぐし、クラブ・ケーキ を作ってみた。
さすがに新鮮な蟹の身を使うと、こういうものがとても美味しい。

また、いつものトマト&モッツエレラ&バジルには、ロースト・ペッパーを加えてみた。Good !
そして、お肉のアテにと、干しいちじく、生ハム、クリーム・コーンを使ったマフィンを焼いた。
これが大ヒット。嬉しい。

ワインは、Keenanのシャルドネ04から始め、Renteria ピノ・ノワールKnittel Vineyard 03、
Rubicon 2001のハーフ・ボトル、そしてデザート・ワインに、Santa Barbara Winery
ジンファンデル・エッセンス2000。
酔っ払ってるのが丸出し、このワインの写真はピンぼけも甚だしい。
友人も私も、食べすぎ・飲みすぎで、最後の方は、しゃべるのも鬱陶しくなる。

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