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 2005年9月28日

 なんということでしょうか。もう9月が終わろうとしています。 うだうだしていたら、もう年末になってしまいます。

 今週の「あれこれ」は、月末なので「なんちゃってブログ、こんなもの食べてます飲んでます」をお送りします。
 8月後半分も入ってます。(写真は、それぞれクリックしてご覧下さい)

 2005年8月某日
いつも行くコリアン・スーパーマーケットで、カンテロープ・メロンが3個1ドルという、
とんでもない価格で売られていたので、3個購入。
食後のデザートにと、主人が半分に切り、そのままド〜ンと子供たちに分け与える。
それをスプーンでほじくり、むしゃくしゃ食べる男子たち。
私は、その8分の1で充分。                 
 2005年8月某日

セーフウエイでお肉を買う時は、セールになっているものを中心に買うのだが、
この週はチキン・レッグが安売りされていた。
チキンをフライパンでじゅうと焼いて取り出したあと、同じフライパンでエシャロットを炒めて、
白ワインでディグレーズ。チキン・ブロス、粒マスタードを加えて、塩・こしょう。
それにチキンを戻して、ふたして約25分。
チキンをお皿に移して、ソースをトロっとするまで温めて、ディルを加えて、チキンにかける。
ワインは、Luciaのピノ・ノワール、サンタルチア・ハイランド2001。うま〜〜い。

 
 2005年8月某日

夏は夏らしい、スカッとしたサラダが食べたくなる。スカっといえば柑橘系フルーツ。
黄色とルビーのグレープ・フルーツの房が剥かれたものが入っている便利な瓶があるので、
それを買ってきて、ひと瓶丸ごと投入。
そして、夏の豆、Fava Bean(そら豆)を加え、ついでに残っていたキウイもぶちこむ。
ドレッシングは、エキストラ・バージン・オリーヴ・オイルにディジョン・マスタード、ライム果汁、
そして、はちみつをチラっと入れて。                   
 2005年8月某日

                夏の間にしか食べられないもののひとつが、エアルーム・トマト。
   色もさまざま、形もサイズもさまざまなエアルーム・トマトは、それぞれ微妙に
   味が異なり、通常の赤いトマトよりもさっぱり気味。
   毎週、ファーマーズ・マーケットで見かけるたびに、「今週はやめておこう」と
   思いながらも、つい手が出てしまう。
   で、しつこいくらい、エアルーム・トマトが食卓に登場。

    写真左は、オリーヴ・オイルと醤油に浸して冷やした豆腐に、オリーヴの
   小スライスと甘い玉ねぎの超薄スライス、バジルのちぎったのを散らしたもの。
   ドレッシングは、にんにくの刻んだもの、ホワイト・ワイン・ヴィネガー、塩、
       エキストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルを しゃかしゃかしたもの。

                            写真右は、ごくごくシンプルに、バジルとモッツエレラ・チーズ。
               エキストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルをたら〜と垂らして、塩・こしょう。
               それだけ。バルサミコ酢をかけても美味。

 

 2005年9月某日
 
  9月あたまはレイバー・デー連休があるので、大抵 ワイン飲もう、バーベキューしよう!の
  集まりとなる。
   何やかやとそれぞれ用事があり、8月は集まれなかった ので、この日初めて、
  私の造ったシャルドネお披露めと なった。ドキドキしながら、みなさんにサーヴしたのだが、
   思った以上に好評。日本食レストランに勤める友人が、 新鮮なシマアジの刺身を造って
  持参してくれたのだが、これにもばっちり、酸味がうまく効いて合っていた。

     前菜に、いちじくとプロシュートのサラダ。(写真上) 
         
        ファーマーズ・マーケットでもほんの一時期にしか出てこないいちじくだが、タイミングよく買えた。
     Créme Fraîche(クレーム・フレシュ)というサワー・クリームのようなものと、水、
     レモンの皮、レモン汁、塩・こしょう、ホワイト・ワイン・ヴィネガーを混ぜたものを、
          上からタラ〜リ、タラ〜リ。刻んだミントを散らして。

           もうひとつ、前菜にこれまたエアルーム・トマトを登場させた。今回は、バゲットをスライスして、
           ガーリック・スプレッドを塗ってオーブンで焼いたものの上に、3種類のエアルーム・トマトを
           スライスして乗せた。 上からかけたソースは、絹ごし豆腐と、リコッタ・チーズ、水、レモン汁、
     刻んだガーリックをハンドミキサーでブレンドしたもの。
     これに、バジルを散らして、黒こしょうをバンバン振る。
 

 2005年9月某日

  ロサンジェルスから知人が来られていたので、外食。
   出張でやってきても行かないようなエリアで、ということで、 ノエ・ヴァレー地区の「Catch」へ。
   カストロ・ストリートの交差点そばにあるので、客層も サーヴァーのお兄さん方も、
  ゲイ多し・・・と思われる。
   私のシャルドネを持ち込みして、乾杯。レストランでの マイ・ワイン、これまたうまい。(笑)
   ここの食べ物は可もなし不可もなし。で、ちょっと高い。


    ここでのディナーを終えたあと、車をちょっと移動させて、Hayes Valley地区
              の、とあるバーへ。
              裏路地のような道沿いにあり、サインも「B」とだけ出ている、怪しげなサロン。
              ここはでも、ワインが結構面白いのが揃っているし、ほとんどセルフ・サービスで
                              ものを運んで飲み食いするので、勝手気ままにくつろげる店で、個人的に
                              かなり気に入っている。                       
 

 2005年9月某日

コリアン・マーケットで、また安い魚を見つけた。マリネしてある冷凍のYellow Croaker
食材図典を見ると、ニベ科の「カンダリ」という魚に近い。
体長15cmくらいで、7匹入って、1ドル99セントという笑ってしまうような安さで、
普通は、練り商品の原料になってしまうというのも、うなずける。
これだけ安くて食べられるのならいいじゃないかと思い、冷蔵庫で解凍させて、そのまま
オーヴンで焼いてみた。  美味しくない。 マリネされてある、その味が好みに合わなかった。
同じく冷凍で、同じ魚が10匹くらい、そのままひと袋に入ってある2ドル程度のものが
あるので、それを塩で焼いて食べた方が、数倍グッド。                        
 
 2005年9月某日

大学の同窓会があり、同じ方向に帰る先輩をご自宅までお送りしたのが午後7時半頃。
そのまま家に帰るのがもったいなくなり、その近所に住む友達に電話して立ち寄る。
お腹も空いてないし、何もいらないよと口で言っときながら、彼女が出してくれたものを
片っ端から、おいしい、おいしいとたいらげる。
二人して、ワインを2本も開けて、何が「ちょっとだけ」だ。

彼女の庭でできたカボチャがでかく、小さい息子さん、ご主人の3人家族では
そのデカい1個も食べきれないとのことで、残りをもらって帰る。
翌日早速、そのまた一部を切り取って、大雑把なせん切りに。
大きめの冷凍エビを解凍して、適当な大きさに切り刻み、かき揚げにした。 おいし〜〜〜〜い。
塩をぱらぱらっと振って食べてもおいしかったが、関西特産の「旭ポン酢」につけて食べても
おいしかった。                                      
 

 2005年9月某日

鶏の胸肉というのは、通常だとさほど安くはないのだが(大きなフィレが5枚入って15〜17ドルほど)、
時々セーフウエイでセールになる。セールになると、同じ量で半額ほどになるので、その時は必ず
買ってしまう。 厚みがあって、噛みごたえがあるのと、ソースでいろんな味になるので便利。

今回は、「Gourmet」マガジンに載っていたレシピを試してみた。
フライパンでチキンを色よく焼いて、オーヴンで8分ほど焼く。
同じフライパンに、オリーヴ・オイルを少し加えて、ガーリックを炒め、白ワインとトマト・ペイストを
加えてディグレーズ。
適当な大きさに切ったエビを、これに加えて色が変わるまで。
三分の一ほどのエビ&ソースを ブレンダーにかけて、もとのフライパンに戻す。
そこに、生クリームとレモン汁、オーヴンの中の肉汁少量を加えて、エビがちゃんとクックされる
まで1分ほどぐつぐつ。  チキンの上に、このソースをかけて完成。

主人が、「これはロブスター・ソース?」と聞いてきたくらい、濃厚なソースができあがった。  ヒットかもしれない、これは。
つけあわせに、プチ・トマトとポテトのペスト・ソース・サラダを。それでもって、これが私のシャルドネとまた良く合ったのだ。
 しあわせ。

            

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