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2008年02月27日

もうすっかり「春」です。桜が満開、太陽の光は穏やかで、鳥のさえずりも活発。
日中の長さも、日を追うごとに長くなってきていて、気分が高揚します。
夏時間(
Daylight Saving Time)といえば、4月から10月という感覚だったのですが、昨年2007年から新しいFederal Lowが施行
され、3月から11月あたまへと、その期間が延びています。
今年は、3月9日から夏時間が始まります。

今週の「あれこれ」は、月末ですので、なんちゃってブログ「こんなもの食べてます飲んでます」2月分をお届けします。
 

 2008年 02月某日

正確には1月末のことだが、ランチ・ミーティングを、プレシディオ内の「Pres a Vi」で。
当レストランが入っている建物は、Letterman Digital Arts Centerと言い、「スターウオーズ」のジョージ・
ルーカス氏が、その本拠地をマリン郡から移してきた場所で、現在もビルディング内は大掛かりな工事が行われ
ている。地下に駐車場があるのだが、なんと1時間6ドルもする駐車場で、「プレサヴィー」で食事をする人は、
割引ヴァレ・パーキングができるのだが、それでも2時間10ドル。高い。
プレシディオ敷地内の無料駐車場にスペースを見つけて、えっちらおっちら歩いてこなければならない。
お店そのものは、ウオルナッツ・クリークにある「Va de Vi」の姉妹店で、ワイン・バー&ビストロのカテゴリー。
こういう所に来て、ワイン飲まずにいられりょか、なのだが、ミーティング相手お二方が「水で結構」という方だったので、私もぐっと
我慢して水を飲んでいた。
ダンジネス・クラブの身を使った「トリプル・デッカー」というサンドイッチを注文。もっとデカいのが出てくるかと思ったら、そうでもなかった。
が、やはり量は相当なもので、半分食べただけで、お腹がいっぱいになった。お持ち帰りする。
 
 2008年 02月某日

1,2月というのは、冬の新リリース時期でもあり、メーリング・リストに名前を載せているワイナリーから、ワインが
配送されてくる。クロゼット・セラーに入れる際、パっと見で何のワインかがわかるよう、ヴィンテージ、ワイナリー名、品種名、値段を書いた札をボトル先端につけて寝かせるのだが、この作業は、こまめにやらないと、当然ワインが
どんどん溜まることになる。
そして、クロゼット・セラーもキャパに制限があるので、新しくやってきたワインを収容するために、どんどん飲んで
いって場所を空けなければならない。
ホタテの冷凍ものが安くで出ていたので、揚げてサラダに投入。
ワインは、元Fetzerのオーナーが新たに立ち上げたレイク・カウンティ「Ceàgo」のワインメーカーズ・ブレンド00。
開けてすぐはそうでもなかったのだが、時間がたつにつれ、ものすごく甘くなっていった。
翌日に、もう一杯飲んでみたが、更に甘さが倍増していて、食べ物と合わない。不思議なワインだ。
 
 2008年 02月某日

 ランチ・ミーティングを、ダンヴィルという街の「Bridges」で。このあたりでは、「おでかけ」
 するレストランとして老舗なので、映画「ミセス・ダウト」にも登場する。映画での店内の
 様子と、本物の店内の様子はかなり違うので、撮影そのものはセットで行われたの
 だろうが、家族でちゃんとしたディナーにでかける場所としての地位があってこその、
 映画登場だったのだろう。
 平日のランチ時は、とても空いていて、昼間っからボトル1本開けて食事しているのは、
 私達だけだった。(何を食べ、飲んだかは、先週の「あれこれ」をご覧ください)
2人でワイン1本開けて、デザートまで注文してしまい、2時間そこでお話をして、ランチに2名合計120ドルも費やし、
家に帰ってきてから請求書を見て、ものすごく落ち込んだ。
 
 2008年 02月某日

1月末に話は戻るが、「フード&スポット」で紹介した「Perbacco」で夕食を取ったあと、デザートを別の店で
食べようということになり、ぷらぷら歩いて、「Rubicon」のバー・カウンターへ行く。
ペルバッコで、個性的なイタリアン・ワインを1本二人で開けていたのに、そして、デザートを食べるつもりで
ルビコンに来たのに、何のことはない、結局、リゾットとハーフボトルのワインを注文。
こんなことやってるから、結構ちゃんと走りこんでいるのに、体重がここのところ少し増え気味なのも当然だ。
強烈なイタリアン・ワインのあとは、パレットに馴染みのあるオレゴンのピノ・ノワールを。
Ken Wrights Cellars, Shea Vineyard 2004。チェリーとラスベリーの風味満載。
 
 2008年 02月某日

 2月といえば「ヴァレンタインズ・デー」。我が家の男どもは、まったくそういうことに関心がないのか、
 花のひとつもくれようとしない。しかしアメリカでは、男性が、愛する人に「感謝」の気持ちをこめて、
 何かをプレゼントするのが一般的。
 人気レストランは、この日の夜、早くから予約が埋まってしまうし、お花屋さんも大繁盛する日である。
 夕方、帰宅するべく、サンフランシスコの金融街を車で走っていたら、道端の花屋さんに人だかり。
 仕事を終えて帰途につく前に、パートナー、奥様、ガールフレンドにお花を買って帰る人たち。
 みなさん、ニンマリ笑顔で、なんだか良い感じ。
 
 2008年 02月某日

カレーを作ると、飲みたくなるのが、シラーかジンファンデル。特に、ブラックペッパー風味がパチンと効いたシラー。
クロゼット・セラーで、ごそごそやって出してきたのは、ワシントン州K Vintners」のシラー、ワールーク・スロープ、
Milbraudt
ヴィンヤード 03。
ワシントン州のシラーは、ここのところぐんぐん評価を上げてきているもので、従来から当州で評価の高かったメルロー
よりも勢いがあるように感じる。
我が家のカレーは、かなり辛口なのだが、シラーのパンチ力も負けておらず、美味しくいただけた。
 
 2008年 02月某日

 クラッシュパッドでのワイン造りをご紹介さしあげたYさんから連絡があり、昨年ボトリング完了していた彼女らの
 ワインを提供してくださるとのこと。
 「Tabby's」と名づけられたワインは、Sleepy Hollow Vineyardのシャルドネ、2006。
 樽を使わず、ステンレス・スティール缶で発酵・熟成させておられることを存じ上げていたので、興味深く、
 早速ある日の夕食に。
 作ったのは、スウォード・フィッシュ(メカジキの一種)のソテー、ペスト・ソース乗せ。
 レンティル(レンズ豆)を下に敷き、サイドにポテト・グラタンを。サラダには、ローストビーフとトマト。
 ワインは、酸味がキリっとしていて、開けてすぐは、ちょっとした「苦味」が特徴的。
 しばらくすると、その苦味が薄れて、フルーツ本来の華やかさ、甘さが、滑らかに優しく控えめに登場してくる。
 とても美味しい。Yさん、やりましたね!おめでとうございます。
 

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