2006年1月25日
今週に入ってから「もう春?」と思うくらい、ポカポカ暖かな素晴らしいお天気の日が続いていました。
でも日が暮れると、がくんと音がするくらい急激に気温が下がります。
そして、木曜日から週末まで、また雨降りの日が続くようです。
今週は月末ですので、なんちゃってブログ「こんなもの食べてます、飲んでます」の1月分をお届けします。
画像は、それぞれクリックしてご覧ください。
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2006年1月某日 |

大手スーパーマーケット「セーフウエイ」が近所にあるので、シリアル、水、牛乳、卵、お肉など、いろいろ
買いだめをする。ここでの買い物額は、そのままユナイテッド航空のFFPに加算されるというのもグッド。
毎週特売品があるので、それらをまとめて買っておくのだが、その「まとめ買い」をよくするのが、パスタ。
月に一度か、2ヶ月に一度の割合で、「Barilla」ブランドが1箱1ドルになるのだが、我が家のパスタは
もっぱらこれ。スパゲティよりも細いが、エンジェル・ヘアより太い「Thin Spaghetti」を多用するが、最近は、
米粒型の「Orzo」にハマっている。
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2006年1月某日 |

12月に話は戻り、クリスマス前にヨセミテへ家族旅行を決行。野外アイススケート・リンクが営業開始したと
いうので、息子どもの重い腰をばしばし叩いて、一泊。初日は雨に降られ、スケート・リンクも閉鎖してしまったが、
翌日は朝からきれいに晴れ渡り、正午からレゲエのBGMを聞きながらスケート。
ディナーは、ヨセミテ・ロッジ内の「マウンテン・ルーム・レストラン」。ものすご~~~~く仕事のゆ~~~~っくり
したウエイターさんに当たって、ものすご~~~~く時間かけてディナーを取った。
山の中のレストランでは、パスタもシーフードもパスして、ひたすらお肉を食べるに限ると思っているので、
この日もポークを注文。ワインは家から持ってきた「Paradigm」のカベルネ・ソーヴィニョン97。
いい感じに熟年になりましたという印象。
ヨセミテに行くと、必ず一度はアワニー・ホテルのダイニング・ルームで朝食を取る。
高い高い天井の優雅なレストランでは、ディナーよりも朝食時の雰囲気が好き。
夏のピーク・シーズンは長い長い列ができる時もあるが、冬の今はがらがら。
以前は、パンケーキ、ワッフル、ハム、卵料理がてんこ盛りになったディッシュがあったのだが、
一昨年の夏からビュッフェ形式がメインになり、このお気に入りパワー・ディッシュがメニューから消えた。残念。
で、家族みなさんビュッフェ(buffet)を選ぶも、私はひとりメニューからフレンチ・トーストを注文。
来ましたねえ、このサイズ。これと格闘していると、コーヒーを少なくとも3杯はお代わりする羽目になる。
でも、普段は食べない、こういうフレンチトーストとか、ワッフルとか、パンケーキといったアメリカの朝食メニューが、
私はかなり好きだ。
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2006年1月某日 |

時間がない時の「トレーダー・ジョーズ」頼み。写真の「カルネ・アサダ」(ビーフ・サーロイン薄切り)のほかに、
スパイシー・チキンとか、ブルゴギなんてのもあり、パッケージを開けて中のものをフライパンで焼くだけの、
とても便利なマリネ肉シリーズ。ワインカントリー日本語ガイドの仕事が入ると、連日、このシリーズの夕食と
なるのだが、今のところ家族から文句は出ていない。 出たって聞かない。この日合わせたのは、「McILroy」のピノ・ノワール、Russian
River Valley Aquarius Ranch, 2001。24ドル。
マリネで使われているハーブと、このワインのハーブ風味が、がちんこ勝負。そのせいか、印象の薄い
ワインとなってしまった。申し訳ないことをした。
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2006年1月某日 |

夏の間は冷たいスープを作ることもあるが、やっぱりスープは冬にその出番が多くなる。フード関連
雑誌に、簡単にできそうなスープのレシピが載っていると、必ず切り取っておく。
ゴワゴワした葉っぱのkaleは、スープにぴったり。鍋からあふれそうなほどの量を投入しても、
スープに浸かると丁度良い量になる。ピリっと辛めのソーセージと合わせると美味。
ここのところハマっている、トリプル・チーズ・トーストを添えて。
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2006年1月某日 |

ナパのワイン・ショップ「Back Room Wines」の店主が、PONZUを使ったエビ料理を作ったウンヌン
と、ニュースレターに書いていたので、「ポン酢にもいろいろあるのよ」とナパ行きついでにサンプルを
持っていった。右から「旭ポンズ」我が家の定番。関西でしか売られていないはず。真ん中「さむらい
オリジナル」、左、アメリカのスーパーで買えるキッコーマン。テイスティングをするべく容器に注ぐと、
色だけで三種三様。店主は、旭ポンズが一番シトラス風味が強くて好きだとのこと。アボカドをマッシュ
したのと、マヨネーズとポンズを混ぜるとおいしいよ、と言っておく。お礼にとTシャツくださる。
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2006年1月某日 |
豚ロインがあったので、サルティンボッカを作ろうと思ったのだが、冷蔵庫の中に残っていた
ベーコンが思いのほか少なかった。きっと息子どもが焼いて食べたのだろう。
で、その量では豚肉をぐるぐる巻きにすることができず、しかたないので、上に乗っけるだけに
する。ちょっと間が抜けたディッシュとなる。
ワインは、「Shenandoah Vineyards」のリゼルヴァ・サンジョヴェーゼ 2000。24ドル。
このワイナリーで出しているワインの中では高いほうの部類。サンジョヴェーゼ独特のスパイス風味が
やわらかく効いていて、ベーコンの塩味とナイスに合っていた。
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2006年1月某日 |

住んでいる街に新しくオープンしたレストランで夕食。ブラッド・オレンジを使ったサラダがあり、ルビー・グレープ・
フルーツだけではなく、このテがあったなと納得。さっそく、ファーマーズ・マーケットでブラッド・オレンジを
見つけ購入。
皮をむいて、輪切りにしてサラダに放り込む。見た目は普通のオレンジで、中身がブラッディ(出血したような
色)で一瞬ギョっとするが、甘すぎず、酸味もきつすぎずでサラダにはなかなか合うフルーツ。 |
2006年1月某日 |

冬は魚もおいしいのが市場に出てくる。体に斑点のある、この魚、おそらく「さわら」だと思う。
でも体長が1メートルもないので、関西地方で言う「サゴシ」なのかもしれない。
チャイナ・タウンの魚屋さんに行くと、結構な頻度で見かけるのだが、日本食良品マーケットや
コリアン・マーケットではあまり見かけない。不思議。
これは、シンプルに塩で焼くのが最高。
日本で買ってきた「焼塩」をパラパラかけて焼いて、ポン酢で頂く。
これには、やっぱりビール・・・と思ったが、寒かったので、焼酎のお湯割りで。
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2006年1月某日 |

我が家では、チキンの料理とパスタ・ディッシュが揃うと、息子どもに大うけするので、週に一度はその組み
合わせが登場する。この日は、チキン・レッグのディル・ソースに、ちょっと洒落たマカロニ&チーズ。
そしてサラダ。
「マカロニ&チーズ」は、「マック&チーズ」と呼ばれるアメリカ料理の代表的なもののひとつ。
箱のインスタントものが各種出ているのだが、つわりに苦しむ妊婦のごとく、その香りに「ウ」っとなる。
私は、モッツエレラとかグルニエとかロマーノあたりの、あまり香りがきつくないトロけるチーズを複数種類使い、
最後にパン粉を振りかけて焼く。ワインは、「Keenan」のメルロー、カーネロス
2002。 25ドル。
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2006年1月某日 |

さつまいもも、秋から冬にかけての野菜。こちらでは「ジャパニーズ・スイートポテト」として売られている。
チャイナタウンでは、「日本芋」。わかりやすい。
さつまいもは、甘辛煮にするのが一番おいしくて好きなのだが、そればっかりやっても飽きるので、
マッシュしたり、小さく刻んでお味噌汁に入れたり・・・。
今日は、ライムを絞ってオーブンでローストしてみた。「セーフウエイ」で、リブアイ・ステーキが特売になっていた
ので、シーズニングつけてジュウウウウウ。 冬+ステーキ+スイートポテトとくれば、ジンファンデルくださ~~い。
「Loxton」ジンファンデル、ソノマ・ヒルサイド2003。 25ドル。 ここのZINは、大好きである。
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2006年1月某日 |

ちょっと辛めのタイ料理とか、スパイスたっぷりのインド料理とかは、赤ワインよりも白を飲みたくなる。
今日は、タイ風ビーフを作ることにしていたので、「モ・ナミ」シャルドネを冷やす。
手っ取り早く言えば、ひき肉炒めなのだが、たまねぎではなくリーキをたっぷり、じっくり炒めることから
始まる。 これにガーリックのみじん切りとひき肉を加えて炒める。レッド・カレー・ペイスト、トマトソース、
ココナッツ・ミルク、ブラウン・シュガー、ライムの皮をおろしたもの、ライム汁、フィッシュ・ソース(ニョク
マム)を加えて、ちょっととろみがつくまで火を通す。
好みで、この上にみじん切りしたシラントロ(香菜)、ネギを散らす。
初めて「タイ風」なるものを作ってみたが、家族には好評。ご飯があ~~っという間になくなった。
「モ・ナミ」シャルドネとの相性もグッド。
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2006年1月某日 |

動物愛護なんとか団体とか、衛生管理なんとか局からのお達しで、チャイナタウンと言えど、通りの上で
生き物を陳列・販売することはなくなっている。その昔は、店の軒先でカエルだとか、すっぽんだとか、
食用カメだとかが売られていたものだ。
今、それらは店の奥の方で売られているのだが、そういう生き物よりも冷凍食品のいろいろを眺めていると、
「ひえええ」というものに出会う。「グラウンド・キューカンバー」(土の上のキュウリ)と書いてあるパッケージの
中身は、どう見ても「いも虫」だった。(因みに「Sea Cucumber」はナマコ。)
虫の類は、日本にも「ザザムシの佃煮」とかあるので、そんなに驚かない。が、これには驚いた。
どう見ても「アルマジロ」だろう。丸ごと冷凍されている。袋に入ったものを含めて数匹あったので、買って行く人がいるのだ、実際。
どこをどうやって食べるのだろう・・・。甲羅がスープに向いているとか?
ムール貝の横に、アルマジロ。 むむむむむむ。
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