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2007年01月10日

新年明けましておめでとうございます。今年一年、皆様にとって「まずまず」の一年となりますよう。
当「ワインカントリー日本語ガイド」のサイトも、コツコツ、やっていきたいと思っております。
本年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ。

今週の「あれこれ」は、年末年始の「あれこれ」をお伝えします。

         

 クリスマス・プレゼントの巻


一昨年(2005年)のクリスマス・プレゼントは、主人からデスクトップ・コンピュータ一式をもらいました。
数年前まではまだ当たり前だった奥行きの長〜い、でか〜いスクリーン部体も、フラットなものに変えて、
容量もぐんと大きくなり、以来快適なパソコン・ライフを送っています。
今回のクリスマスは、そのお返しというわけではありませんが、主人のリクエストにより、私からラップトップを
プレゼント。(こっちの方が高いゾ) 今まで、容量の小さいデスクトップを使っていただけに、「今」どれだけの
ことがパソコンでできるのかを再認識したようで、息子からいろいろと教えてもらって、何やかやと楽しんで
いるようです。
そして、今回私がリクエストしてもらったのは、iPod シャッフル。1年前くらいに出たシャッフルが更に進化して、
クリップ型の超小型モデルが出たのを知って、迷わずコレをリクエストしました。
「ながら」というのを、あまりやらない(できない)のですが、一日おきくらいにやっているランニングの時だけは別で、
音楽を聴きながらじゃないと、つまらなくて走ってられないわあ〜です。
今まで、RCAの小型MP3プレーヤーを手のひらに持って走っていたのですが、何せ、128MB程度の容量でしたので、せいぜい
30曲程度しか入らず、すっかり聞き飽きてしまってました。
そして、このシャッフル。ものすごく小さい上に、クリップ型ですので、ひょいとジョギング・ウエアのどこかに着けることができます。
1GBの容量がありますので、軽く200曲はダウンロードできて、しかも今回私は初めて「iTune」を操作したのですが、機械音痴の
私でさえ、さささ〜と使いこなせたほどシンプル、簡単、早い。
ばんばん好きな曲を入れ込みました。ジョギングしながら聴くのに最高だよ!という楽曲があったら、教えてください。
 

 クリスマス一泊旅行の巻


主人が胸を張って「1日休みを取ったから、どっかへ行こう」と言い出したのは、クリスマスまであと5日という頃でした。
クリスマス・デー(25日)の翌日に1日休みを取ったということなのですが、26日はともかく、25日は全国的に
どこもお休みです。 どこかへ泊りがけで出かけても、することがなかったら何の面白みもない。
何をどう思ったのか、主人は「Paso Roblesに行こう」と言います。
どこどこへ行こう、ということになって、そのあと宿の手配をしたり、日程を考えたりするのは私の役目ということに
なっていますので、地図を睨みつつ考えた結果、クリスマス・デーに出発して、ピナクルズ・ナショナル・モニュメント
で軽いハイキングをして、パソ・ロブレスまで行き、翌日26日はパソ地区のワイナリー巡りをすることにしました。
チャイナタウンと同様、年中無休で開いているのが、国立公園、州立公園、ナショナル・モニュメントであります。
ピナクルズは、にょきにょき奇妙な形の岩がそびえたっているところで、その頂上まで行こうと思ったら行けるのですが、ハイキング慣れしていない家族のことを考えて、こうもりが棲む洞窟を経由して、貯水池まで行く簡単ルートを
選びました。洞窟は懐中電灯持参でないと、昼間でも真っ暗で進むことができない所で、肝心のこうもりは見つけられませんでしたが、
なんとか探検隊の歩行のようで、とてもエキサイティング。ティーンエイジャーの息子らも、「クール!」と言って喜んでました。
 

年越しワイン&鴨鍋パーティの巻


毎年恒例、大晦日「紅白観ながら年越しパーティ」。今年は、紅白歌合戦の放送が午後1時から6時までになり、実際は「観ながら」と
いう状況にはなりませんでしたが、飲み食い始まると、そっちの方とおしゃべりに夢中で、誰もテレビを見ていないのが現実でしたので、
これはこれでOK。紅白は紅白で、じっくり観ることができて良かったです。
大晦日の鴨鍋とワインの組み合わせは、今回でもうかれこれ3回目です。今年の前菜は、ブリ1匹さばいて出された新鮮なお刺身と、
照り焼き。日本食レストランにお勤めのMさんが、鴨をさばくのと一緒に朝から奮闘して持ってきてくださった逸品。
と〜〜〜〜っても美味しかった。
今回のワインは、始まりの白と年越しのバブルをフランスのもので、間の赤・スティルをカリフォルニアで。

    Chateau De Ruth, Dotes du Rhone 2004
      Andromeda, ピノ・ノワール、Devil's Gulch Ranch  2003
     
Harris Estate, カベルネ、Jake's Creek Vineyard 2002
     
St.Helena Wineryカベルネ, Sympa 2001
     
Novy, シラー, Amber Ridge Vineyard  2004
     
Nicholson Ranch、ピノ・ノワール, Estate  2002
     
Darioush, カベルネ、Signature 2001
     
Domaine J. Laurens, Brut, Blanc De Blancs NV
     
Koves-Newlan, ポート、Pandora's

まあ毎年凝りもせず、よくぞこれだけ飲むものよという感じですが、大人5名と子供3名が愉快に年越しの乾杯ができたことを
ありがたく幸せに思ったのであります。
ワインについて言うと、この中で、ハリス・エステートのカベルネが素晴らしく群を抜いて美味でした。
そこにいた者全員が、「う〜んんんん」と唸ってしまったほど。さすが、
Mark Heroldさんが手がけているだけある、と言っておきます。
コーヴス・ニューランは、オーナーが最近変わったので、今後どのような生産ラインになるのか不明ですが、
今まで造られてきたワインの中では、このポートが一番好きでした。これだけ飲んで、日付も変わって、食べるものがなくなって
きたにも関わらず、開けて頂いたポート。そんな状況でも、実に実に心温まる、素敵なポートでした。
 

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